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【2018年1月29日】「グーテフォルクの夢飛行 − Hello tiny people! I will catch you −」聴きました

 

 

 

富山からの帰り、時間があったので久しぶりにタワレコに寄って、良さげなCDを探したり視聴コーナーでいろいろと視聴したりしてきました。
最近は、店で視聴出来ないけど気になったアーティストや曲など、YouTubeやHPなどですぐに検索して視聴出来るので、とても便利です。今日もいくつかチェックしてきました。チェックの音源は、いつも何度も聴いてみて、本当に気に入ったら購入しています。

 

 

今日購入したのは、去年の8月に発売されていた、日本のシンガー・ソングライター、グーテフォルクさんの新譜「グーテフォルクの夢飛行 − Hello tiny people! I will catch you −」です。何と7年ぶりのアルバムです。

実はこの方、一度このブログで取り上げています。(12月7日「エレクトロニカ/ノイズ・ミュージック、今と昔」)
このアルバムがリリースされているのを知ったのが、たまたまこの7日のブログを書いていて、この人を検索した時です。すぐに聴こうと思いつつ、今日まで伸びてしまいました。

 

 

不思議で自由な世界観はあいかわらずで、というかこの人の本質なので変わりようがないのですが、音に変化が見られます。
まず、前作より全体的にポップになったと感じます。
これは、前作でも数曲で鳴っていた、ナチュラルな音で鳴るパーカッション音と生楽器音が増えていて、それらの音がそこはかとないポップさを生み出しているのだと、何度か聴いて思いました。

 
そして、主旋律やハーモニー以外に、効果音としての声も、前作に増して随所で聴くことが出来ます。歌メロは日本語やフランス語が多いのですが、曲によっては主旋律をも歌われる、そのどちらでもないこの言葉は、オノマトぺ(造語)だそうです。聴いていて常に声が聞こえるので、人間感というか、生命感を強く感じます。

と書いてから気がついたのですが、タイトルが「声飛行」です。意図して肉声をたくさん入れたに違いありません。

 

 

グーテフォルクさんの音楽ですが、世界観は全く違いますが、ケイト・ブッシュさん、ビョークさんを少しだけですが連想させます。日本ローカルなポップさではなく、ワールドワイドなポップさが感じられるので、他国に生まれ育ち住んでいる、音楽が好きな方にも聴いてほしいなあと思いました。絶対に受け容れられると思います。

 

 

こういう不思議な感覚を表現しているのは、昔から女性しかいないような気がします。日本だけでなく、世界でもそうかもしれません。尚、上記2人も女性。
私も聴いていて、こういうのは自分だと絶対に出来そうもないなあと感じます。エレクトロニカの多くの男性のは、建築物的、幾何学的で、そういう中で優れた音は多いのですが。構築されているような音は、逆に女性アーティストではあまりいない気がします。

 

 

しばらくは毎日聴いて楽しみます。

 

 

 

 

 

 

ビートルズ「サージェント・ペパーズ」を連想させるコラージュの内ジャケ。表ジャケよりも音世界を表しています。

 

【2018年1月28日】狭くなっていく世界

今日は朝から所用で富山へ。新幹線を利用しました。
今更という感じですが、なんとたった20分程で着いてしまいます。新幹線は東京に行くのによく利用します。3時間かかるので、そんなに近くなった気がしませんでしたが、富山までの20分は、まさにあっという間に着く感じがします。

 

 

 

と書いていて、既に新高岡駅。あと10分です (笑)。
こんな調子で、どんどん世界が狭くなっていくので、人は、砂漠の果てやジャングルの奥地、宇宙にまでも行きたがるのでしょう。
生まれた場所で生きて生まれた場所で死んでいく他の動物に比べて、人間は欲深い生き物ですね。

 

 

 

と書いているうちに、富山に着きそうです。

 

 

 

 

 

車窓から撮った、富山平野の雪景色。美しいです。いい感じで鳥が飛んでいるのも写りました。