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【2018年4月29日】「ネット」歌入れやり直しました

バックトラックはちょうど去年の今頃に出来たのですが、上手く歌えずに何度も歌い直していたこの曲、ようやく完成にこぎつけました。バンザーイ!
歌メロは、普通に歌ったりラップ調に歌ったりと試行錯誤の結果、普通に+語りかける感じ、に落ち着きました。
リズムにジャストで歌うよりも、ほんの少しだけタメて歌ってみたところ、リズムに上手く乗っかることが出来ました。

 

 

こうして言葉数の多い歌を歌ってみると、私のこの歌よりもはるかに情報量が詰まった最近のJ–POPやJ–ラップの若いシンガーたちの、そのスキルは本当に凄いものだと、あらためて感心しました。
一般に流通するCDはレコーディング機材でピッチ調整など出来ますが、ライブでも普通に歌いこなしている方々には心底リスペクトです。
私のこの歌はピッチもテンポも調整されてなく、時々揺れますが、それもまたいいかなと思いました。

 
歌詞の最終バージョンです。

 

 

 

 

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ネット

 
君は 南の島の端 小さな町に住んでいるかも
君は 遠い大陸 摩天楼から夕日眺めてるかも
君の顔や 喋る声や 歳も知らないけれど
知ってる

 

君は 昨日映画館で 隣で泣いてた女の子かも
君は さっき本屋で お釣りバラまいてたおじさんかも
君は 今僕の目の前で レジを打ってるバイトの学生さん
かもしれない

 

 

※春、まだ寒さが身に染みる頃さ
そんな事思いながら 日々過ぎてゆく

 
君は 僕がかわいがってる 仔猫たちかもしれない
君は 夜空に浮かんでる 違う星のヒトかもしれない
君は 僕のスマホに住んでる 妖精なのかもしれない
君は いつもお世話になってる 職場の同僚かもしれない

 

君は 僕の隣のうちの 中学生かもしれない
君は 僕の好きな君の ほんとの姿かもしれない
君は 僕がピアノ弾いて 歌うたっている姿
しらない
僕が生まれるずっと前にも 逝ってしまった遥か未来にも
世界の果ての終わりにも 一人ぼっちの君がいて
そして 毎日なんとか暮らしている
そんな事 知ってる

 

 

※くり返し

 

 

花咲く季節に 心震わせて
一期一会そして 雲流れ

 
※くり返し

 

 

 

 

 

この画像はこれで3度目のアップ。曲は今度こそ上がりそう。

 

【2018年4月27日】インターネットの双方向性を音楽に 〜 平沢進「インタラクティブ・ライブ」

前回のブログでマイPCが壊れたことを上げたところ、「通りすがりの方」から、HDからデータを取り出す方法を教えていただきました。PCハードに疎い私としては、とても有難く思いました。
このブログ記事について、ごく稀にですが、このように何がしかのリアクションが返ってきます。そんな時はいつも、書いててよかったなあと思います。拙い文章でも読んで下さる方がいて、このブログのアップのモチベーションに繋がっています。遅まきながら、これがインターネットの双方向性というものかと。

 
ところで、音楽の世界でのネットは、今のところコンテンツの伝達 (音源の配信) のみに活用されていますが、ネットの双方向性のコミュニケーションという特性を、表現そのものに活かされている方がいらっしゃったのを思い出しました。
その昔P-MODELという日本のニュー・ウェイヴ・バンド (現在は活動休止中) を率いていた平沢進さんは、ソロ活動で「インタラクティブ・ライブ」というスタイルのライブを敢行されています。以下、ウィキペディアより引用。

 
会場に仕掛けられた様々なインターフェースによって観客の行動がライブの進行に影響を及ぼす仕組みになっており、それらの現象に応じて演奏される楽曲や展開に変化が起こってゆく、アクトと観客の双方向性を重視した内容となっている。更に、インターネットを通じてライブの進行度や会場の音声(または映像)をリアルタイムで配信し、会場に足を運ばなかったリスナーも「在宅オーディエンス」として、単に会場の様子を知るだけの存在ではなく、ライブ用に特設されたWEBサイト上で、ライブの進行に何らかの干渉を可能とするなど様々な試みが行われている。

 
文章だけ読んでもナンノコッチャ?という感じだと思いますが。実は私も体験したことありません。数年前に、雑誌かWEBサイトの記事を読んで初めて触れました。何と1994年から行われているそうです。先見の明が凄すぎです。ちなみに私がネットに興味をもったのは、ほんの数年前からです。

 

 

表現コンテンツは、大昔より、クリエイターからオーディエンスへの一方通行と決まっていました。音楽だと、リスナーはミュージシャンの演奏した音をただ体験するのみでした。ところがこのインタラクティブ・ライブでは、拍手の音の大きさなどによってライブの進行が変わったりと、参加型RPGのような感じがします。ライブ動画がYouTubeやニコニコ動画で上がっていますので、そちらで閲覧出来ます。
試行錯誤ではありますが、新しい表現のスタイルです。

 

 

 

ライブの様子。