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【2018年8月29日】久しぶりに。。

かつてお世話になった音楽教室に、久しぶりに遊びにいきました。数時間先生と話をしたりで楽しい時を過ごしました。その教室の発表会でギターを弾いていた、当時高校生 (今も?) の女の子もレッスンに来ていて、前からキレイな子だったのですが更に美人さんになってて、時の流れを感じました。

 

 

人の縁とは実に不思議なものです。疎遠になる人とは、偶然ではなく疎遠になる理由がちゃんとあるような気がします。そして、繋がっている人とは、やっぱり繋がっている理由がちゃんとあるのではないかと思います。人と人との関係なので、どちらかが拒否すればそれまでなので。

 

 

私も最近はインターネットの世界で繋がる人が、少しづつですが増えてきています。ネットの世界もリアルの関係と全く同じで、縁が切れるときはあっさりと切れます。というか、繋がりやすくて切れやすい、という感じでしょうか。

 

 

 

最近は曲を作る際「この曲は◯◯さん向けにメロディを単純にしよう」「この曲は××さん向けにアレンジを」とか、特定の個人に聴いてもらう事をイメージして進めるようになってきました。

これも善し悪しですが、100人が聴いて100人が楽しめる曲などないので、そうやって作るのもいいんじゃないかと思っています。

 

 

2枚目のアルバムの最後に入っている「表現者たち」という曲は、作っている最中から、その教室の先生に聴いてもらう事を意識し出した曲です。「こういうふうに展開させるのが先生の好みかなあ」とか。

最近の「八月に降る雨」も、実ははっきりとある個人向けに作っていて、実際に気に入っていただけて、ちょっとホッとしています。

 

 

これからも、縁のある人は大切にして、そんな人たちに向けて個人的な思いを込めて作っていけたらなあと思います。

 

 

 

 

私の2nd.アルバムのジャケット。ジャケット上、歌詞カード下の画像は、その音楽教室のスタジオで撮ったものです。

ちなみにジャケットのギターはケーキです。音楽はケーキと同じで、食べ終わったら (聴き終わったら) 幸福感で満たされますね。

 

【2018年8月28日】さくらももこさん死去

 

 

さくらももこさんは「ちびまる子ちゃん」の生みの親。仕事から帰ってタブレットを開いて、いきなりの訃報に驚きました。心よりお悔やみ申し上げます。

 

 

 

「ちびまる子ちゃん」は、ブームの頃、私もよくTVやマンガをみていました。登場人物の小ネタや時事ネタ、時代背景が、私には身につまされる思いがしました。後から知りましたが、さくらももこさんは、私と一つ違いでした。小学生の頃、西城秀樹さんのマネをして長いホウキをマイクスタンドがわりに「傷だらけのローラ」を絶叫する同級生は、私のクラスにも実際にいました。西城秀樹さんも、既に鬼籍の人となっています。

 

 

さくらももこさんは享年53歳でした。最近よく「人生100年時代」とか言われていますが、私には全くそうは思えません。人間50年も生きれば、何かの拍子にコロッと逝ったり、寝込みがちになったりするものです。

 

 

 

私はあと何年元気でいれるかは分かりませんが、(メディア上でもリアルでも) 馴染み深い知人の死を知る度に、「やりたいことは今のうちにしっかりやっておこう」と、決意をあらためます。

つまらないことにクヨクヨしてたり、人目を気にしてやりたい事もちゃんとやらなかったりしているうちに、ある日気がつくと、コロッと死んでしまったり、老いで身体や頭が回らなくなってたり。

 

 

こないだ作った「花火」でも歌ったばかりですが、人生は花火のような一瞬の時間です。そして一瞬だと実感出来る人こそが、充実した生を全う出来るのではないかと。100年生きるのが、決してしあわせであるとは限らないのではと思います。

 

 

 

さくらももこさんの、早すぎる、だけども (側からみるとですが) 充実した人生に、あらためて黙祷します。