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【2018年10月31日】YMOコンピレーション・アルバム「NEUE TANZ」は「マイ・ベスト」の成れの果て

 

 

YMO結成40周年アニバーサリーという事で、テイ・トウワさん選曲・監修、砂原吉徳さんのリマスタリングのコンピレーション盤「NEUE TANZ」がリリースされました。

 

 

何度か書いていますが、私の高校生時代のYMO人気はそれは凄いもので、今思うと、ああいう新しい音楽が大ブームになったのは信じがたい事です。

リリースに関わったテイ・トウワさん、砂原吉徳さんは、お二人とも大のYMOフリークのミュージシャン。YMOによって人生が決定されたとも言っていい程の方々です。さぞや力の入った仕事だったのではないかと。

 

 

この「NEUE TANZ」の選曲ですが、リストをみると多分に偏った選曲がなされていますが、リストをみて頭の中で音を鳴らし、曲をつなげてみると、実にいい感じで流れます。テイさんの個人的なマイ・ベスト的な趣きも少し感じました。

 

 

こういう独自の選曲でアルバムを作る作業というのは、個人的に行うと実に楽しいもので、私も様々なアーティストのマイ・ベストを作って楽しんでいました。その選曲も、選ぶ時期によって、曲目が大きく変わります。

 

 

 

そのYMOのマイ・ベスト、高校生か大学生の時に多分何度も作った事がある筈です。46分カセットにちょうど収まる選曲です。内容は忘れましたが、多分、坂本曲 7:高橋曲 2:細野曲 1 、ぐらいの割合だったのではないかと。それほど当時の私は坂本さんの曲をよく聴いていました。(細野さん、ユキヒロさん、スミマセン…)

 

 

ちなみに、ブログネタにと思い、今しがた、ささっと80分のCDサイズに、聴きたい曲を直感的に選んでみました。相変わらず坂本さんのが多いのですが、細野さんの曲がたくさん入っていて、我ながら驚きました。(ユキヒロさん、ごめんなさい…)

細野さんの作曲でなくても、「京城音楽」「東風」など、ベースラインが目立つ曲を何曲も選んでいて、自身の耳の変化を再確認しました。

 

 

当時、地味であまり聴いていなかった「マス」「シムーン」「マッドピエロ」など、今聴くととてもいい感じに聴こえます。(以上3曲とも細野曲)

凝り性の私としては、細野さん再確認の旅 (といっても、過去音源を聴き返すだけですが) に出ようかと思ってしまいました。

 

 

そんなこんなで、曲目を眺めていただけで楽しめた、YMO「NEUE TANZ」でした。

 

 

 

 

YMOのマイ・フェイヴァリット。「BGM」と「テクノデリック」。

 

【2018年10月30日】新曲「tondeke」(とんでけ)、歌詞を書き直しました

8月に作った「tondeke」、当初は時事ソングでしたが、サビの「とんでけ…」以外を全て書き直しました。韻を踏みまくりですごく歌いやすくなりました。私の曲は、総じて歌いにくいのが多いのですが、この曲は今までで一番歌いやすいのではないかと、ちょっと歌ってみて感じました。

 

 

意味的には、切羽詰まった、追い込まれた状況を歌った歌ですが、サビの「とんでけ…」の連呼が、妙にコミカルに聴こえます。「とんでけ…」には、現実逃避を込めました。

一人称を「オイラ」にしたのも、コミカルに聴こえる一つの要素です。つらい状況もギャグにして笑い飛ばせる、ビートたけしさんを意識した人称です。

 

 

それに伴って、トラックにも若干手を入れました。今までにない異色のポップ・ソングになりそうです。歌入れがんばります。

 

 

 

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tondeke

 

 

ふ〜らりふ〜らり歩く

酔っ払ったおじさん

ゆ〜らりゆ〜らり揺れる

大地が揺れる

 

ふんわりふんわり浮かぶ

綿菓子のように

でんでろでんでろ溶けろ

オイラの想い

 

 

とんでけ とんでけ とんでけ ×4回

 

 

にっちもさっちもどっちも

進めないよ

あっちもこっちもそっちも

行き止まり

 

どんだけ分だけオイラ

汗流したんだろう

そんだけ分だけオイラ

歳 とったんだ

 

 

とんでけ とんでけ とんでけ × 4回

 

 

やんわりやんわり思う

先先々の命

げんなりするから以上

考えないのがいいでしょう

 

踏んだり蹴ったり毎日

それでも過ぎてく毎日

咄嗟に嫉妬 ため息

止まらないのが感情

 

 

とんでけ とんでけ とんでけ × 8回