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【2019年4月30日】音楽が更に身近になっていました 〜 「ガレージバンド」をさわってみました

先日の発表会で会った知人の息子さんに、「ガレージバンド」というアプリを教えてもらいました。これは、iPhoneやiPadに入っているアプリで、一口でいうと、音選びから演奏、録音、ミックスダウンまで、トラックメイクが行えるという、スグレモノです。もちろん、出来た音源はそのまま配信出来ます。

 

 

たしかに自分のiPadにも、しっかりとインストールされていました。今までスルーしていました。。思わぬところにお宝が埋もれているものです。

早速使ってみたところ、音もよく、ヴィジュアルもよく、使い勝手もよく、さすがは音楽を武器に?世界制覇したアップル社のアプリだなあと感心してしまいました。

 

 

楽器が弾けなくても、スマホアプリの操作慣れしていて、リスナーとしてのセンスがあれば、即ミュージシャンになれる時代になっていたという事です。聴くのも無料化が進んでいますが、作る方も無料で作れる訳です。今の子は実にいい時代に生まれたなあと感じますね。

そういえば、同じくスマホアプリでマンガを描いて、一般誌にデビューした人も、随分以前のニュースでみました。

 

 

私が音楽制作に使っているCubaseというソフトは、イメージやアイディアがある程度ないと、茫漠とした音源の前で途方に暮れてしまう、そんな気がしますが、このガレージバンドは、音楽初心者でも使い易いように工夫されています。

いろいろさわっていたらフレーズが浮かんだので、早速レコーディングしておきました。

 

 

 

その彼は、どんなスタイルの曲をやろうかすごく悩んでしまう、的な事を仰っていました。なるほど、今どきの悩みだなあと、聞いて思いました。昔は、まず楽器を練習して、その出来るテクニック内での曲を演る、だったのですが、ガレージバンドだと、その、練習の必要がない訳ですから。

 

 

私もCubaseの合間に、時々さわってみようかと思います。ソフトが変われば楽曲のパターンも新しいのが生まれるかもしれないので。

 

 

 

選択した一画面。クラヴィネットで遊んでみました。フレーズが一つ生まれました。

 

【2019年4月28日】音楽教室の発表会で歌わせていただきました!

という訳で、無事?(歌詞を間違えましたが…) 終了しました。本当に楽しい一日で、主催者及び出演者の皆さんには、心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

 

 

 

皆さんそれぞれ素晴らしかったのですが、特に印象に残ったのは、8歳?の女の子が歌った、タイタニック号のテーマ曲 (多分。。)で、英語の歌ながら実に流暢に、身振り・手振りも豊かな熱唱で、月並みな言い方ですが、感動しました。

 

 

あとで聞いた話、その女の子は歌った2曲とも自分で選曲したとの事です。いや、すごいなあと。もう一曲も、曲名は忘れましたが大人びた曲で、歌声を聴いていて、この子はこの歳で既に自分をしっかり持っていて、絶対に幸せな人生を送れると確信しました (笑)。

その子の母親に私の歌を褒められたので、余計にそう思ったのかもしれませんが (笑)。

 

 

 

私が歌った歌は、「ふきのとう見つけた」「ギター」「千年ワルツ」の3曲。

レコーディングで歌うのと人前で歌うのは全然違うなあと。レコーディングの時は、音程がズレてないかとか声が出てるかなとか、技術的なところばかり気になってしまうので。

でもそんな事よりも、人に伝える気持ちをちゃんと持つ事の方が大事だなあと、あらためて感じました。

 

 

技術的なところは、今のレコーディングはコンプレッサーとかバリオーディオとかの機材で、つまり、ちょっとした音程や強弱の調整など、何とでもなります。

本当に肝心なところは、そんな細かいところに気を配るよりも、伝えたい気持ちをいかに声に乗せる事が出来るか。そんなところではないかと。

 

 

私の好きなボーカリストたちの誰もが、あるフレーズになるといきなり大きい声になるとか、ワザと不安定に歌うとか、声を震わせたりとか、同じフレーズを2度繰り返したりとか、いろいろと工夫しているというかストレートには歌いません。その根本に、そのように歌ったら、この歌はもっとちゃんと聴いて下さる方に伝わるのでは、の想いがあるからこそ、です。

 

 

 

そんなこんなで、楽しい中にも学ぶところがたくさんあった一日でした。

 

 

 

 

PS. 終わった後、皆さんと歓談していましたが、知人の息子さん (19歳?20歳?)との音楽話が盛り上がりすぎて、完全に二人の世界に入ってしまい、周囲の方々には宇宙人の会話に聞こえたのではないかと、少し反省しました。音楽は世代を超えて繋がりますね。

 

 

 

 

その知人の息子さんオススメの最近の日本のバンドは「シロップ16g」という、スリーピースのバンド。

コードをたくさん使い・転調あり・スピードが速い、そんな今どきの日本のバンドの主流の音と一線を画していて、少ないコード+爆音で後ろ向きな歌を歌っているそうです。早速YouTubeで聴いてみました。

音や言葉の世界観から、ダイナソーJr. というアメリカの無気力オルタナティブ・ロック・バンドを思い出しました。今度彼に会ったら、ダイナソーJr.を勧めてみます。(多分知っていそうですが)

 

 

 

ところで、ブログ用の画像を撮ろうとタブレットを持って行ったのですが、緊張のあまりすっかり撮るのを忘れてしまいました。数日前のスタジオ画像で勘弁して下さい。。