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【2020年4月27日】将棋のタイトル戦延期に思う 〜 今こそ「ネット対戦」を

 

 

 

将棋の世界で、4月から始まる「名人戦」と「叡王戦」が、コロナ禍の影響を受けて、延期になっています。名人戦は将棋のタイトル戦では一番歴史ある棋戦、叡王戦は一番新しい棋戦。共に七番勝負を戦います。

いつもの年だと観る将の私には嬉しい季節なのですが、非常に残念に思います。

 

 

 

ところで将棋はボードゲームなので、対戦者が離れたところにいても盤面さえお互い共有出来れば、ゲームを行うことが出来ます。今の時代だと、インターネットでそれは可能です。

実際にネット将棋は、シロウト棋士間ではなくてはならないものになっているようです。最早、町の将棋道場に行って腕試し、という時代ではないみたいです。

 

 

それで常々思うのですが、この御時世、プロ棋士の対局をインターネットで行うことが出来ないのかなあと。全棋戦は無理でも、そういう棋戦があってもいいのではと思うのですが。。(一昔前にそういう棋戦があった気がしますが)

 

 

 

将棋の面白いところの一つに、伝統と最新テクノロジーの共存、が挙げられます。数年前に、プロ棋士と将棋AIとの対局「電王戦」が話題になりましたが、それなどはその最たる例です。

今やプロ棋士は、人間よりも遥かに強くなったAIを利用して日々研究やトレーニングをしている、そんな時代です。

 

 

是非とも、対局にもテクノロジーの利用、を検討していただきたいなあと。コロナウイルスだけでなく、大地震や台風など、リアルの世界はこれからも災難が続くことが予想されるので。

 

 

 

 

 

こういう将棋動画も、今どきかなあと。

将棋とインターネットはとても相性が良いと感じます。

音楽共々、もっと一般に浸透して欲しいですね。

 

 

【2020年4月26日】「祭の夜」リミックス終了!完成!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・* 〜 「夜と霧」とコロナ禍について

結局、ピアノを手弾きして歌を歌い直しました。リミックスというよりリメイクになりました。

この曲のメロディは長年聴いてきた坂本龍一さんや宇多田ヒカルさんっぽい雰囲気で、リスナーとしての影響がモロに出ている曲です。

 

 

最初にこの曲を作った時は、歌唱力とピアノの平坦な音がイマイチ不満で、そのうちやり直そうとずっと思っていました。

今回のコロナ禍により、賃労働の時間が大きく減ったので、今がやり時ではないかと、日々ピアノと歌の練習にいそしんでいました。プログラミングのみで出来る曲は時間もさほど使わないのですが、肉体の訓練が必要な曲は、それなりに時間を割かないと、いい結果を得ることが出来ません。まさにコロナのお陰で出来たような曲です。(←そう思うと、コロナ・ストレスも減るんじゃないかと 笑)

 

 

 

ところで、今朝のYahoo!ニュースから。

 

 

 

 

 

 

「夜と霧」についてとりあげられていました。この本は、いつ頃かも忘れた位のかなり以前に哲学者・武闘家である内田樹さんが書評で取り上げていて、それが心に刺さり、そのうち読もうと思いつついつしか忘れていった、そんな書物です。

 

 

「夜と霧」は、作者フランクルさんがナチスの強制収容所に収容された経験を記録した一冊です。

とは言え、私はこの本を読んでないので、以下はこの記事についてのみの言及です。

 

 

…被収容者のように、現在の状態がいつ終わるかわからない状況に置かれると、未来に対する希望を失ってしまい、収容署生活に耐えられなくなってしまうのです。

 

 一方、フランクルには、現在の状況について心理学的、学術的に考察し、その内容をいつの日か必ず出版して世の中のために貢献したいという、非常に強い使命感がありました。未来に対する希望、もっと言えば執着を忘れなかった。

 

 そのためフランクルは、私物を所持できない環境下でも、小さな紙片を隠し持ち、細かい字で記録を取り続けたのです。…

 

 

記事より引用。

 

 

 

今の世の中、「コロナ鬱」「コロナ・ストレス」が増えてきているそうです。まさしく上記「被収容者のように〜」の一文が当てはまる状況です。

そんな中で、生き生きと充実して日々を過ごすには、「現実を受け入れて、未来に達成可能な希望を持つ」ことが大事なんじゃないかと。

 

 

今の私は、ともあれ今までよりも多くの時間を手にしているので、目標の「100曲の歌を作る」に向かって、日々精進したいなあと。それが、日々のしあわせに繋がるんじゃないかと思っています。

 

 

 

私の楽曲はこちらから聴けます。↓