月別アーカイブ: 2020年5月

【2020年5月26日】「コロナの日々」ボーカル録り直し&ミックスダウンし直しました 〜 コロナ後の音楽シーンを大胆に予測する

ステイ・ホーム期間中に作った「コロナの日々」、ボーカルを録り直しました。聴き返して、随分雰囲気が変わった気がします。

 

 

新型コロナ禍により生活パターンが変わった方はかなり多いのではないかと推測します。生活と同じく、流行りの音楽スタイルも、これから徐々に変わっていくと思っています。

自分自身、音楽の聴き方が変わったように感じます。そして作る曲も。

 

 

それで思った事も多く、今回は、ポピュラー音楽がどんな風に変化していくのかを大胆に予想してみました。

 

 

 

①「ミュージック・イン・ジ・エアー」から「ミュージック・イン・マイ・ヘッド」化が益々進行。

 

・街に出る機会も減り、更には家族や隣人も在宅が増えるので部屋でスピーカーで鳴らす機会も減り、イアフォンやヘッドフォン向けの緻密な音像が更に主流になる。

 

 

②「ノレる音楽」から「ユルノリの音楽」に。更には「ノレない音楽」も増える

 

・家でも身体が揺れる緩いリズムのEDMが台頭する

・そろそろアコースティックな音楽も聴く人がまた増えてくる (コロナ・ストレスを癒す)

 

 

③「ベッドルーム・ミュージック (及びシンガー・ソングライター)」が増える

 

・機材の更なる発達、外出を控えるようになった事、スタジオワークの三密を避ける、から、スタジオではなく宅録で全てを完成させるミュージシャンが増える。

・自宅で歌う為、自然と声が小さくなる (囁き系ボーカルの台頭)

・一人で作るので、個人的な歌が増える

 

 

 

…等々。こうしてツラツラと書いていて、これは予想というよりも、自分のやりつつある方向性ではないかと感じました。単に感性の赴くまま、ではなく、考えての曲作りを行なって行こうかなと思っています。

 

 

 

私の楽曲はこちらから聴けます。↓

 

 

 

 

 

【2020年5月24日】「ガラスが割れる音」トラック完成近いです 〜 トラップからレゲエになりました

歌詞に続いてトラック制作もサクサクと進み、完成間近です。脳内イメージが鮮明な曲は迷わず進めていくので速いのでしょう。

 

 

それで、ある程度まで進んで、はたと手が止まりました。

当初はトラップのビートで作り始めたのですが、歌メロをエレピ音で入れると、トラップよりもレゲエ・ビートの方が合うような気がしてきました。この曲のメロディが、’70年代のルーツ・レゲエっぽいからです。

結局2パターンのリズム・トラックを作って聴き比べた挙げ句、レゲエ・ビートの方にしました。

 

 

 

こうして迷うくらいなので、レゲエとトラップのリズムは結構近いものがあります。ちなみにアメリカでヒットしているトラップ曲をレゲエにアレンジすると、大体が違和感なく聴けます。

 

 

それもその筈で、調べたら、トラップの生まれ故郷は、アメリカ南部のジョージ州アトランタ。すぐ下にフロリダ半島があり、更にそのまたすぐ下には、レゲエ生誕の地であるジャマイカがあります。どおりで、ノリが似ている訳です。

トラップを電子音ではなく生楽器で演奏して、ギターやキーボードでオフビートを鳴らすと、そのままルーツ・レゲエになりそうです。

 

 

 

私自身、オフビートに耳を委ねる快感を知ったのは、レゲエやダブを聴いてからです。オフビートの気持ち良さには、建築的で論理的な西洋の音楽にはない、音楽の根源的なマジックを感じます。

感じれるという事は、作れる、に繋がるのではと思っています。がんばらねば。

 

 

 

私の楽曲はこちらから聴けます。↓