レディオヘッドのトム・ヨークさんが結婚されました。おめでとうございます。
ミュージシャンで、結婚や子どもが授かったりして、その音楽が大きく変化する方々が結構いらっしゃいます。個人的な感覚が敏感に音に反映される訳です。そして、トム・ヨークさんも、間違いなくそんな方です。
そして、私が好きなミュージシャンは殆どがそんなタイプの方々です。特に、結婚や子どもなどの大きなライフ・イベントを経た直後のアルバムは、中々味わい深いものが感じられます。
最近だと、去年リリースされた、オザケンの「So kakkoii 宇宙」。ジャケットにお子さまのアップの写真まで写っているこのアルバムは、結婚や子どもが授かったという事がなければ、出来なかったのではないかと思います。
「彗星」「流動体について」「ふくろうの声が聞こえる」そして「いちごが染まる」…。どの曲も、そんな、本人にとっての「奇跡の瞬間」を歌っています。
トム・ヨークさんも、オザケン同様、頭がよくて基本的にシニカルな人だという気がします。そして、音楽は観念的でありながらも、生活を、家族を大切にする人だと。(←勝手なイメージです 笑)
昨年リリースのソロアルバム「アニマ」、音は相変わらず半歩先を歩いていて、さすがだなーと感心はしたものの、実はそれ程聴いていません。そういえば、レディへの最近のも聴いてないなーと。
取り敢えず、次の作品を気長に待ちたいなあと。ヒリヒリしたのより、しあわせボケ?した音が聴きたいなあ (笑)。
まあそれは冗談ですが。レディオヘッドの音楽はメンバーの有機体なので、バンドの音が大きく変わるかどうかは分かりませんが、少なくともソロ楽曲は大きく変わるような気がします。
どのように変化するのか、ホントに楽しみです。
これはオザケンのアルバム。歌詞にもジャケットにも、お子さまへの愛が溢れています。ジャケット眺めながら聴いていると、多幸感に包まれます。