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【2020年9月27日】祝!トム・ヨークの結婚

 

 

 

レディオヘッドのトム・ヨークさんが結婚されました。おめでとうございます。

ミュージシャンで、結婚や子どもが授かったりして、その音楽が大きく変化する方々が結構いらっしゃいます。個人的な感覚が敏感に音に反映される訳です。そして、トム・ヨークさんも、間違いなくそんな方です。

 

 

そして、私が好きなミュージシャンは殆どがそんなタイプの方々です。特に、結婚や子どもなどの大きなライフ・イベントを経た直後のアルバムは、中々味わい深いものが感じられます。

 

 

 

最近だと、去年リリースされた、オザケンの「So kakkoii 宇宙」。ジャケットにお子さまのアップの写真まで写っているこのアルバムは、結婚や子どもが授かったという事がなければ、出来なかったのではないかと思います。

「彗星」「流動体について」「ふくろうの声が聞こえる」そして「いちごが染まる」…。どの曲も、そんな、本人にとっての「奇跡の瞬間」を歌っています。

 

 

 

トム・ヨークさんも、オザケン同様、頭がよくて基本的にシニカルな人だという気がします。そして、音楽は観念的でありながらも、生活を、家族を大切にする人だと。(←勝手なイメージです 笑)

 

 

昨年リリースのソロアルバム「アニマ」、音は相変わらず半歩先を歩いていて、さすがだなーと感心はしたものの、実はそれ程聴いていません。そういえば、レディへの最近のも聴いてないなーと。

取り敢えず、次の作品を気長に待ちたいなあと。ヒリヒリしたのより、しあわせボケ?した音が聴きたいなあ (笑)。

 

 

まあそれは冗談ですが。レディオヘッドの音楽はメンバーの有機体なので、バンドの音が大きく変わるかどうかは分かりませんが、少なくともソロ楽曲は大きく変わるような気がします。

どのように変化するのか、ホントに楽しみです。

 

 

 

 

 

これはオザケンのアルバム。歌詞にもジャケットにも、お子さまへの愛が溢れています。ジャケット眺めながら聴いていると、多幸感に包まれます。

 

【2020年9月26日】リズムには著作権はないけど、極めて個人的なものなのでは?

新しい曲が生まれそうで、試行錯誤している最中です。この曲のメロディは、どこかの国の民謡のような、古く懐かしい感じがします。リズムに乗せたら、民謡というより盆踊りのようなダンス・ミュージックになりました。

 

 

その乗せたリズムは、’80年代中頃にワシントンD.C.で生まれた「ゴーゴー」というファンキーなリズムっぽいノリです。

ゴーゴーは、以降のニュージャックスウィングやグラウンドビートといった、世界的に流行ったリズムの元祖のような、骨太のファンク・リズムです。単純に、踊る為の曲ばかりで、メロディが単調で、しかも長尺曲が多いので、ポップ・ミュージックの前線には出れなかったのではないかと。

 

 

 

リズムはメロディと違い、著作権はありません。だから、気持ちのいいリズムが生まれたら、それはあっという間に波及します。そういう意味ではメロディよりも、時代の空気や時代の感性を、的確に反映していると感じます。

 

 

そして思うに、リズムはある意味メロディよりも個人的なものなのではないかと。

何故なら、作っている本人が最終的に気持ちよく聴こえるリズムに、どのアーティストの曲も収束していってる気がするからです。つまり、リズムは生理感覚・皮膚感覚に根付いているからです。そして、思想すら反映されています。

 

 

 

この辺、書き出すとかなり長くなりそうなので、今回はこの辺で。また続きを書いてみたいです。

 

 

 

 

 

ラスタの思想をダイレクトに伝えるレゲエのリズム。聴く人をはっきり選ぶリズムです。