先日「一枚の絵」が完成したあと何気にアコギを爪弾いていたら、スラスラと一曲生まれたので、慌ててボイスメモに録りました。スロー・テンポのバラードです。こういう王道なバラード曲は、一昨年〜昨年にかけて作った「虹のメロディ」以来でしょうか。
「虹のメロディ」同様、メロディから生まれたので、合わせて弾いたコード進行は「虹のメロディ」同様、部分転調があったり、メジャー・スケールとメロディック・マイナーを行ったり来たりと、結構複雑な構成になりました。
ところで私のアルバム「kisetsu.」、リリースして3ヶ月が過ぎました。毎月レコード会社からCD及びサブスクの販売実績が送られてくるのですが、圧倒的に聴かれているのが、前述の「虹のメロディ」です。他曲と聴かれている回数の、桁が一桁違うほどです。
これは意外な結果でした。何故ならこの曲、アルバムのテーマ (季節) に合ってない気がして、当初ボツにする予定だったからです。
おそらく、メロディアスで聴きやすいからではないかなと思うのですが、実際のところ、何故かはよく分かりません。当初、あまりにもベタ過ぎるバラード・アレンジだったので、途中でリズムを変化させてベタさを避けた、そんな経緯があります。結構時間をかけて作っています。それが功を奏して面白く聴かれるのかな?などと考えてみたり。
それでこの新曲、「虹のメロディ」同様に、突然降ってきたメロディです。こちらもちゃんと育てて完成に持っていきたいなと。
二匹目のドジョウを狙わずに、今度は最初から最後までバラード調のアレンジでいきたいと考えています。