仕事納めの本日、帰宅してから久しぶりに将棋観戦をしています。
ここ最近は食事・仕事以外の時間をほぼ音楽関連 (当ブログ含) に費やしていたので、こうやって晩酌しつつのんびりと将棋を観るのは、ほんとうに久しぶりのことです。
将棋はある意味パズル・ゲームなので、数学的要素が高く、理系頭脳の人が勝ち易いゲームではないかと思います。しかし単純に「ゲーム」と言いきってしまうには、ゲーム的要素以外のいろんな楽しさがあり、それは理系頭脳でない人も十分に楽しめるものです。
観戦も、その「楽しさ」の一つです。
観戦するとなると、自分が指すと拘ってしまう、勝敗云々とは別に、棋士の表情やちょっとした仕草が実に面白いものです。将棋の全く指せない、いわゆる「見る将」が多いのもよく分かります。(私もそう)
タイトル戦など、対局のピーンと張り詰めた空気が伝ってきて、見ている方も緊張してしまいます。
私は以前一度だけ、将棋のタイトル戦の大盤解説会に出掛けた事があります。金沢市中心部、香林坊の北國会館で行われた、渡辺棋王と羽生挑戦者戦の棋王戦です。
対戦が終わって両棋士が感想戦 (対戦終了後、一局を振り返る) を行いに、お二方が大盤解説会にいらっしゃった時は、感想戦の内容よりも大盤の駒を動かす両棋士に見入った記憶があります。オーラが凄かったです。音楽のライブを体験している気分になりました。
お酒を呑みながらAbemaTVを観ていたら、そんなことを思い出しました。久しぶりにくつろげました。
明日から新しい年が始まります。あらたな気持ちで、曲作りがんばりたいと思います。