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【2021年12月28日】一部のJ−POPと地下水脈で繋がる?「ミナス音楽」を聴く

 

 

 

この記事で「ミナス音楽」というジャンルを知りました。君島大空さん、長谷川白紙さん、その他、J−POPシーンでも影響を受けている方が多いということで、早速調べて聴いてみました。

 

 

YouTubeに上がっていた幾つもの楽曲を聴いて驚いたのは、「ミナス音楽」、今どきの一部のJ−POPとの共通項があまりに多いことです。

スピード感及びポリリズムや変拍子多用のリズム感。そしてボサノヴァから派生したと思われる、捻りまくったコード進行による不安定なコード感、無調の浮遊感のあるメロディ…。まさに今の一部のJ−POPシーンの音楽のようです。

この記事にはありませんが、今年よく聴いた、DAOKO×網守将平「anima」も正にそんな楽曲だなあと、思わず聴き返しました。

 

 

思うに、J−POPのミュージシャンたちが単純にミナス音楽を聴いて取り入れていったというより、もともと世界で同時多発的にこういう感じの音楽が進行していたのではないかなと。そして偶然にも少数の日本人がミナス音楽に遭遇して、感性の針が触れて、更に深く取り入れていったのではないか、そう感じました。

 

 

 

インターネットにより、世界はどんどん狭くなってきています。もしかしたら、ブラジルでもJ−POPが聴かれていて、「あ、これは自分たちのと似てるぞ」と共感して、早速取り入れているかもしれません。

「ガラパゴス化」と言われて久しいJ−POPシーンですが、こんなところでちゃんと世界と繋がっているんだなあと。

 

 

【2021年12月27日】今年作った曲たちを上げてみます

「メモリーズ」が完成して、年の瀬でもあり先ずはひと段落という感じです。そこで、今年作った曲を上げてみます。

 

 

新曲で且つ一応完成した曲は、「音楽」「私のいない世界」「一枚の絵」「君や僕のバラッド」「一人暮らしの君や僕」「ときどきにみる夢」「忘れな草」「焚火」「Flowers」「Blue」「季節」「ジキュウジソク」「コロナ禍の夜、流れ星」「Wonderful days」「Change your life」「Free」「旅の終わりに」「子どもたち」「草枕」「メモリーズ」。以上、数えたら20曲ありました。

ここ数年では1番多く作ったのではないでしょうか。

 

 

他にも「魔法が宿る時」「永遠」など、完成させることが出来なかった曲や、「舞踏会」「ギター」その他、過去曲のリメイクも多く行いました。大変充実した、実りある一年だったと、振り返って思います。(と既に総括モード)

 

 

 

少年時代や青年時代、50代後半というと既に人生終わっているイメージでしたが、よもやその時期に歌が作れて、少年期・青年期の数十倍・数百倍、充実した日々が送れるなど、夢にも思っていませんでした。長生き出来てよかったなあと、つくづく思います。

 

 

 

 

 

特に印象深い曲はといえば、コロナ禍の生活を歌った「コロナ禍の夜、流れ星」「Wonderful days」の2曲と、最近作った「草枕」でしょうか。この曲を機に、夏目漱石「草枕」を読み返しました。

あと、セッションで作った「音楽」や、リメイクする度に良くなって、大作になった「一枚の絵」も…。(結局、それぞれに思い出が詰まっている)