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【2022年3月30日】81歳の「小さな恋のものがたり」に思う

 

 

 

Yahoo!ニュースに、「小さな恋のものがたり」の作者である、みつはしちかこさんの寄稿文が上がっていました。まだまだお元気で、季刊誌に執筆されているとの事です。

 

 

「小さな恋のものがたり」、私が読んだのは多分小学5〜6年生の頃です。どういう経緯で読んだのかはすっかり忘れてしまいましたが、思春期の入口の心情にズバリ刺さったその物語は、男子の間でも話題になっていた程です。

この記事を読んで初めて知ったのですが、この「小さな〜」、誕生から60年というと、何と私が生まれた頃にはチッチもサリーも既にこの世に出ていた訳です。

 

 

… マンガのアイデアを考えるとき、又17歳のまんまのチッチになりすまします。チッチは60年もサリーを追っかけていて、私も60年もチッチを追いかけ続けています。…

 

 

すばらしいですね。私も80歳 (もし存命なら 笑) になっても、歌を作っていたいものです。

 

 

【2022年3月29日】「くろい穴」歌入れました

数日前から練習していた「くろい穴」、朝から歌入れを行いました。この曲のメロディラインは上下動が激しく、音程をとるのが大変でしたが、何とか歌えるようになりました。

やっと歌えるようになった時点でのレコーディングは、ちょっと早すぎる気もしますが、この曲はあまり上手く歌ったら面白くないような気がするので、この辺で止めました。

 

 

以前作った「Wonderful days」もそうでした。この曲もあまり上手く歌うと面白く聴こえないので、後半のラップのパートは、初めてのラップ曲だったのでちゃんと音楽として聴こえるように練習しましたが、前半のパートは数テイクで終わっています。

 

 

 

ワンテイクと言えば、私は尾崎豊さんの名曲「Forget-me-not 」(‘85年) を思い出します。この曲はワンテイクしか歌っていない事で知られています。たしかに音程は結構外れてたり、かなりラフなんですが、そんなのは全然気にならない程、というか、だからこそ良く聴こえます。こういう歌を聴くと、私にとっての歌とは、ピッチ (音程) 以前の問題だなあと、つくづく思います。

私がよく聴いていた方を上げると、イアン・カーティス、バーナード・サムナー、デヴィッド・バーン、大江慎也 …、音程が不安定でも凄いボーカリストは、ロック界には星の数ほどいます。

 

 

と書いていたら、ふと以前「過去の記事から 〜『デヴィッド・ボウイの音源は、なぜ音程が外れているのか?』を考える」(‘18年8月1日) という記事を上げたのを思い出しました。読んでいただければ分かりますが、つまり、そういう事です。

 

http://musiclub.link/diary/3311/