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【2022年9月28日】今日のメロディ 〜 シェール「フォー・ホワット・イッツ・ワース」をサンプリングしました

リズムが先にあった方がメロディが作りやすい事が分かり、今日も先にリズムを作りました。前回同様、過去曲のサンプリングです。

今日のリズムも、先日完成した「揺れる焔」同様、こないだ購入したレアグルーヴのコンピレーションCD「ライト・オン!」からの音源のサンプリングです。’69年リリースの、シェール「フォー・ホワット・イッツ・ワース」という曲で、細野晴臣さんが大好きだったというアメリカのバンド、バッファロー・スプリングフィールドのカバー・ヴァージョンだそうです。私はどちらも聴いたことがありませんでした。

 

 

この曲のイントロをサンプリングしてループを作って、キーボードを弾いていたら、わりとすぐにメロディが出来ました。良いリズムにはメロディが宿る、という事ではないかと。

 

 

 

ところで、この曲のリリースされた’69年という年は、実はロックの当たり年というか曲がり角というか、そんな年です。名盤が目白押しにリリースされています。挙げればキリがないのでやめときますが、昔のロックに興味を持った若い方で、何処から聴こうかと漠然と悩んでいる方は、この年にリリースされた楽曲にフォーカスして聴いてみて、そこから興味あるアーティストなりジャンルなりを広げて・掘り下げていくのも面白いのではないかと思います。

 

 

 

 

Cubaseにはスコア表示の機能も付いていました。

 

 

【2022年9月27日】「揺れる焔」完成!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

最後にコーダ前のブリッジにシンセボイスのコーラスを加えて、これで完成としました。全体的に音数は少なく、ドラムのサンプリング音源を生かしたタイトな音像になりました。やや単調にも聴こえるので、いつものように、数ヶ月寝かせてから聴き直してみて手を加えるかもしれません。

 

 

ところで、この曲「揺れる焔」の聴きどころの一つに、ストリングスのアレンジがあげられます。今までストリングスのアレンジはさほど深く考えずに行っていたのですが、今回は、ボイシングを工夫したり、フレーズも単純にコードをなぞる事を避けて、インストでも面白く聴けるようなアレンジを施しました。隙間が多い歌メロなので、第2のメロディとしての役割を与えたつもりです。

 

 

とはいえ正直言って、この効果は実際如何ほどのものか現時点ではよく分かりませんが、一応チャレンジは出来たのではないかと考えています。次に作る曲に活かせるところはしっかり活かしたい、そう思います。

 

 

 

 

 

最近撮った画像から。台風前の余りにも鮮やかな、焔のような夕暮れ時。画像処理はしていません。