昨夜最終のミックスダウンを行い、朝に車の中で鳴らしてみて若干修正して、無事完成しました。最初のバージョンはテンポが速く、ところどころで6/8拍子になる、純粋なワルツ曲ではありませんでしたが、このバージョンは、純粋な3/3拍子です。これで「千年ワルツ」「おばけのワルツ」に続いて、3曲目のワルツ曲となりました。
ところで数日前に、3年経つと歌い方も変わるなあ…、という記事を上げました。このなかで、音節を伸ばす歌い方・切る歌い方、について少し言及しました。
非常にざっくりですが、日本語は母音+子音、で構成されていて、音的には、子音のあとに母音が付いてくるという言語です。メロディに乗せると、自然に母音が伸びる訳です。なので、昔から日本語の歌は、メロディに合わせて声が伸びる、というパターンだった訳です。
これが変わったのは、洋楽に影響を受けたシンガーたちが、英語のように、音を伸ばさず歌い始めてからです。英語は子音のみで、音が伸びません。なのでメロディに合わせて歌うと、メロディやビートの隙間を縫うように言葉が入ります。ごく自然に、そうなります。
私がいつからか音節を切る歌い方にシフトしたのも、息が続かない以外に、もしかしたらこんなところもあるのかもしれないと、2つの「エリザベート・ワルツ」を聴き比べて思いました。
全てはここから始まりました。