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【2022年11月30日】故郷で蜃気楼を見ました ・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 〜 蜃気楼をテーマに1曲生まれそうです

 

 

 

前回記事で、実家に帰った際にレコードを聴いた話を上げました。その日 (一昨日) は雲一つない快晴の気持ちのいいお天気日だったので、実家近くの海岸にもぶらりと出掛けました。そしたら何と、見事な蜃気楼が姿を見せていました。

 

 

蜃気楼は、富山湾の名物です。富山湾というよりも、私の故郷の滑川市と隣の魚津市の名物、と言ってもいいかもしれません。

私が蜃気楼を見たのは、おそらく小学生の頃が最初で最後です。しかも何となく憶えているのは、海の向こうにうすぼんやりと山が浮かんでいる姿です。ところが今回の蜃気楼は、山だけではなく、工場?のようなものも、山の手前にはっきりと見えます。

 

 

その景観は、富山湾全体がぼんやりとした山に囲まれて、手前に工場?が浮き上がっていて、まさに壮観でした。まさかこの歳になって故郷で蜃気楼を見る事が出来るなどとは、夢にも思っていませんでした。夢中でスマホのシャッターを切りました。その一枚が、上の画像です。

 

 

 

昔から蜃気楼は儚いものごとの象徴のように使われます。とは言っても、数千年、数万年前から、時々顕れてはあっという間に消えて、を繰り返している訳です。そう考えると、人の一生に比べたら、全然儚くはありません。人の一生に比べたら、永遠ですらあります。

私が逝ってしまった後も間違いなく、蜃気楼は顕れては消えて、を繰り返し続ける事でしょう。

 

 

そんな事を思っていたら、以前作って歌詞が書けずに眠っている曲を思い出しました。その曲にちょうどピッタリの歌詞が書けるのではないかと、歌詞を書きはじめました。タイトルはもちろん「蜃気楼」です。

 

 

【2022年11月29日】実家でヒップホップを聴きました

雪道用のスタットレス・タイヤを取りに、実家に帰りました。時間もあったので、レコードを数枚聴いてきました。聴いたレコードは、先日から手掛けている曲「ファンク♯2」繋がりで、ヒップホップ数枚です。

 

 

もちろんそれはヒップホップ黎明期の音源で、グランドマスター・フラッシュやビースティ・ボーイズ、LL・クール・J等です。

私のレコード棚には、この辺まで(‘86〜’87年頃) のが最後で、それ以降のレコードはありませんでした。つまり、それ以降はCDで聴いているという訳です。

 

 

その聴いた数枚、いずれも「スクラッチ」(ターンテーブルを手動でコントロールして摩擦音を出す手法) が多用されています。当時はこのスクラッチ音が、オーケストラ・ヒットと並んで効果音のトレンドだったのを思い出しました。

スクラッチは、当然ながらアナログ・レコードありきの音です。アナログ・レコードが楽器と化した訳です。当時は画期的にカッコよかったスクラッチ、今はすっかり定番の音となって、ポップ・ミュージックやクラブ・ミュージックに馴染んでいます。

 

 

 

聴いたレコード数枚のうち、ビースティ・ボーイズ「ライセンスト・トゥ・イル」(‘86) だけは、懐かしさよりも、30年以上前に聴いた時に興奮したあの感情がそのまま蘇りました。他のとどこが違っているかと言えば、ヒップホップというよりも無茶苦茶ロックっぽかったからではないかと。生々しさが今でも刺さります。