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【2023年1月28日】今日作ったメロディを、高橋幸宏「昆虫記」のドラムに乗せてみました

「昆虫記」は、以前にも当ブログで上げた高橋幸宏さんのアルバム「ワンス・ア・フール」(‘85年) 収録曲。とっても地味な曲で、アルバムを聴く際に最初は飛ばしていましたが、聴くたびに好きになっていった1曲です。

 

 

そしてこの曲は、作詞:吉田美奈子、作曲:細野晴臣、です。細野さんの作曲で幸宏さんの曲じゃないんですね。そう言えば細野さんの曲はYMO時代のも結構飛ばしていました (細野さん、ごめんなさい)。ところが後からじわじわと良さが分かって、ヘビロテになる曲が多いんですよ。「シムーン」「アブソリュート・エゴ・ダンス」「マス」「グラデイテッド・グレイ」…。

 

 

このアルバムは、以降の楽曲に通底する「高橋幸宏節」なるものが確立された記念すべき作品であると勝手に思っているのですが、楽曲だけでなくドラムの音質も凄く良くて、それも聴きどころです。

「昆虫記」のイントロのドラムは、お亡くなりになられた翌日聴いていて、ふと「これは使えるぞ」と思ったグルーヴです。不謹慎ながら…。それにしても、とってもいい質感のドラム音です。

 

 

今のところ、コード弾きのピアノとメロディとドラムだけですが、発展させればちゃんとした曲になりそうです。「ハレルヤ」の次は、この曲を手掛けようかなと。

 

 

 

 

 

手弾きで作ったので、簡単なコードしか使用していません。

 

 

【2023年1月27日】「ハレルヤ」歌詞を大幅に推敲して仮歌入れました

音数の少ないトラックなので、今まで以上に歌がよく聴こえます。今日は、歌詞の再チェックを行いました。

 

 

前回上げた歌詞はほぼ語呂合わせに終始していましたが、トラックに合わせて歌っているうちに、段々と意味を成してきました。昔何かで読んだのですが、人は「無意味な言葉」には耐え難く、そこに意味と秩序を見出す努力?をするそうです。

 

 

 

そう言えば昔、通っていた音楽教室で、ある生徒さんがビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を歌いたいという事で、私がトラック作りを行う運びになった事があります。コード進行や譜割りを調べるついでに、歌詞も読んでみたのですが、これが見事なまでにメチャクチャでナンセンスでした。(ドラッグの影響らしいです)

 

 

ただ単にメチャクチャなものをポンっと提示して、それがちゃんと体を成した作品として認められるのは、それこそビートルズのようにごく一部の才能のある方のみです。普通の人は、音楽でも文章でも「意味」と戦って、はじめて作品を生めるのではないかと思いますが、どんなものでしょうか?