【2024年3月26日】◉アルバムのリリース日、4月17日(水)に(ほぼ)決定しました!\\\\٩( ‘ω’ )و ////

という訳で、あと約3週間後にリリースされる事になりました。気付くと、申請してからサブスクにアップされるまでのタイムラグが数年前に比べてかなり短くなっています。嬉しい限りです。

 

 

ところで、数日前に上げた曲順の最終版ですが、一部間違えていたので、正しいのを表記しておきます。

 

 

 

「音楽を聴く犬」

 

Civilization

ナナイロ飛行船

ある一日

ネット

季節

シーシュポスの神話

革命家の死

音楽を聴く犬

encore

 

 

全9曲

 

 

 

 

【2024年3月25日】久しぶりに本とCD購入しました

アルバム制作がひと段落ついた先週、久しぶりにブックオフに行ってきました。そして本1冊とCD3枚を購入しました。

今、そのうちの一枚、アイスランドのエレクトロニカ・バンド、ムームの2nd. アルバム「ファイナリー・ウィ・アー・ノー・ワン」(02年) を聴きながらこの文章を書いています。

 

 

 

何度か書いていますが、このアルバムがリリースされたゼロ年代の初め、私はレディオ・ヘッド「KID A」の影響でエレクトロニカばかり聴いていたように思います。エレクトロニカのグリッチ音というのは、エレキギターの歪み音同様、大いなる発明ではないかと、個人的には思っています。両者共、楽器本来の使用方法から逸脱した音色という意味でも似ています。

 

 

このムームは電子音が希薄なエレクトロニカです。アコースティックな楽器音が目立ちますが、もちろん普通に弾いている訳ではなく、曲の基本構造やヘッドフォンで聴くと耳掃除をされているような音の感触は、紛れもなく当時のエレクトロニカです。1st. アルバムよりも更にアコースティックな感触です。グリッチ音が自然に響きます。

そして、アコースティック楽器が鳴り、電子音が希薄な分、今聴くと時代性が余り感じられません。得難い個性ではないかと、今更ながら感じます。

 

 

 

同じアイスランドのビョークやシガーロスに比べると、アイスランドという地域性は薄いです。両者は、その地域性 (異郷っぽいメロディや起伏の大きい曲構成等) を武器にワールドワイドの人気を得ましたが、ムームは良くも悪くも地味です。私はこの控えめな地味さが好きです。

 

 

それにしても、アイスランドという国。私が住む金沢市よりも少ない30万人ちょっとの人口で、世界的に聴かれているアーティストを多数輩出しています。ジャマイカと並んで、恐るべき音楽国です。

 

 

 

 

購入した本とCD。一番下のCDがムームです。