【2018年11月10日】新曲「Songtronica (ソングトロニカ)」歌詞出来ました 〜 散歩の快感のような曲です

先月末に曲想が浮かんだ「ソングトロニカ」、歌詞を書きました。ちなみにソングトロニカとは、歌モノ+エレクトロニカを表した、私の造語です。

 

 

このところ言葉の意味を重要視した歌詞ばかりを書いてきたのですが、今回は久しぶりに、意味から離れて、音のイメージを膨らました情景描写をしてみました。

音も言葉も、数日前に上げた業田良家さんのインタビュー記事にある、明鏡止水、静かな心でいる時のしあわせ、そういった情景・心情を表現してみました。聴く人によっては、実に退屈な音楽だと感じると思います。曲の9割がインストのパートで、歌はほんの一部でしか歌っていません。

 

 

私は晴れた日の朝や、休日の夕方など、よく散歩に出かけます。歩いては、公園で一休み、また歩いては、別の公園でまた一休み。この曲の刺激のなさは、そんな散歩の快感に似ています。

 

 

 

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Songtronica (ソングトロニカ)

 

 

公園の木々の影

 

長く延びる秋の夕暮れ

 

片隅で老人が

 

寂しげにギター爪弾く

 

 

※木洩れ陽   影踏み

 

犬が吠えている

 

優しい世界に僕ら生きている

 

 

時が過ぎて闇が迫り

 

樹々は夜を包むように

 

気付けば独りで

 

迷い子のように立ち尽くす

 

 

※くりかえし

 

 

 

 

 

【2018年11月9日】ブライアン・イーノの講演録より

数日前にブライアン・イーノさんの事を書いた後、音源や記事などが気になって、イーノネタのいくつかのサイトを閲覧しました。

その中の一つに「『遊びとは何か?』ブライアン・イーノ、文化の社会的役割について語る」という記事がありました。音楽とアート、テクノロジーの祭典「Sonar 2016」での、ブライアン・イーノさんの講演を、ライターの高橋ミレイさんがまとめたものです。

 

 

これが実に面白く、さすがだな〜とあらためて感心しました。イーノさんはいつもものごとの本質を語ります。この講演記事でもそう感じました。それぞれの講演内容にサブタイトルがついています。興味深いのをいくつか上げます。

 

 

命の価値が経済的な価値によって決められてしまう

 

教育者が重視するのは、アイデアの創造よりも他人の考えの暗記

 

社会というものはありません。あるのは個人と家庭だけ

 

 

…etc.

 

 

どうです?面白そうでしょう?(このサブ・タイトルは、イーノさんが付けたのか、高橋ミレイさんが付けたのかは分かりかねます)

 

 

当然、音楽や芸術についても言及があります。子どもは遊ぶことで想像し、他の人の考えを理解しようとしている」の中で、「アートの意味」について述べられています。

 

 

 

今ここで、アートの意味を先にはっきりさせておきましょうか。アートとは、やらなくても、物事が止まることがないものです。たとえばファッションや、歌うことがそうです。

 

でもお気づきかと思いますが、スタイリッシュにやらなくちゃいけないことなのですよね。ヘアスタイルひとつ選ぶだけで、全体が変わっちゃうような選択をとても気にすると思います。なぜそれを選択するのか? それは、世界に対して自分がどんな人物であるかを表現できるからなんです。(←原文も太字表記)

 

 

 

世界に対しての意思表示=コイツはこういうヤツだ、と自分のいる世界に対して納得させる事。そうする事によって、単純に生き易くなるんじゃないかな。最近だと、ゲイやLGBTの人のカミングアウトが多いですが、カミングアウトする事も一つの大きな勇気ある表現だと感じます。

 

 

思えば、歌を作って歌うという行為も、魂のカミングアウト (「カミングアウト」=公表する事) のようなものです。私が歌を作ってうたい始めた時の、周りの人たちの驚きようは、それはもう大変なものでした (笑)。

 

 

他にも面白い発言が満載です。気になった方はぜひ、実際の記事を読んでみて下さい。