「タモリ倶楽部」の過去映像「初期型モーグシンセ (箪笥) で音を作ろう」。オススメに上がっていたので閲覧したところ、あまりの面白さで2度見してしまいました。
内容は、シンセサイザー黎明期の世界的クリエイター冨田勲さんと、YMOのプログラマーでワールド・ツアーにも同行、YMO第4の、メンバーと言われた松武秀樹さんを迎えて、あまりに大きいので「箪笥」と呼ばれたシンセサイザーの名機「モーグシンセ」を使って、実際に音作りを行う、というもの。
私は楽器の音だと、シンセサイザーの音色に最も心が動きます。今でもそうです。正確に言うと、シンセサイザーで作られた、極めて人工的な音色に、です。これは多分、ロックの聴き始めがニュー・ウェイヴやテクノだったからでしょう。初めて買った楽器もシンセサイザーです。
クラフトワーク、YMO、ジョン・フォックス、ゲイリー・ニューマン…。上げればキリがないくらいに沢山のマイ・フェイヴァリットがいます。
シンセサイザーは、私が中学生・高校生当時、未来の・魔法の音色に聴こえたものです。デヴィッド・ボウイの「ロウ」は、これぞ未来のロックだ、と毎日熱心に聴いていたし、クラフトワークはテクノの神さまの音楽だと、正座して耳を傾けていました。(冗談)
そんな事を、観ていて思い出しました。音楽制作のモチベーションが爆上がりしたのは言うまでもありません。次はシンセサイザーの人工音を多用した曲を作ろうと思います。
実家に帰って聴いていた、シンセサイザー・ミュージックのレコードたち。そのうちブログに使おうかと撮っておいた画像から。