【2025年7月22日】実家でザ・スミス「ミート・イズ・マーダー」を聴く

連休は実家に帰っていました。TVでは参議院選挙関連のニュースばかりで、ビールを呑みながらそれらをぼんやりと観て過ごしました。

相変わらずレコードも聴いていました。数回繰り返して聴いていたのは、イギリスのバンド、ザ・スミスの’85年リリース・アルバム「ミート・イズ・マーダー」です。

 

 

「ミート・イズ・マーダー」、私が最も好きなザ・スミスのアルバムです。翌年リリースされた次のアルバム「クイーン・イズ・デッド」の方が曲が粒揃いに良いのですが、モリッシーのメッセージや個性がラジカルなのはこちらです。

 

 

モリッシーの歌は、つまるところ「断定」です。モラトリウム人間のごく個人的な断定です。あの歌い方も同様です。ごく個人的な恨み節です。だから私は、聴いていて身につまされます。若い頃、モリッシーのボーカルは気持ち悪くて聴くに堪えないという友人がいましたが、それもよく分かります。つまり、聴く人をハッキリと選別するリトマス試験紙のような歌なのです。

それに比べて (比べる事自体不毛なのですが)、紋切り型で軽薄な言葉の政治家たちの多い事…。まあそれが良くも悪くも、TVで流される政治の言葉なのでしょうが。

 

 

ザ・スミスを聴いた事のない人は、先ずこのアルバム「ミート・イズ・マーダー」の1曲目「ザ・ヘッドマスター・リチュアル」を聴いて欲しいです。この歌のナヨナヨしたボーカルとダラダラ続くメロディは、ザ・スミスの数ある曲の中でも最もリトマス試験紙的でラジカルです。

 

 

こうやって書いていたら、選挙速報の後、無性にモリッシーやジョン・ライドンの歌を聴きたくなった訳が分かりました…。