今回の衆議院選挙も、投票する候補者・政党を決めるのにかなり迷いました。も、というのは、私は投票に行き始めて以来いつも迷っているからです。
理由は、例えば社会保障に関してはA党だけど、経済政策に関してはB党、大元の主義主張はC党に近いけど、そのC党には執行に適切と思われる人材が見当たらない…等々、つまり、確固たる支持政党がないからこうなるのだと考えています。
多分こう考えているのは私だけではない筈です。今は、リベラルvs保守、等の単純な構図で人々が動くという時代ではありません。
そんな思想の細分化について行けず、決めるのが面倒臭くなって、まあ誰になっても同じだろうと投票に行かない人も、かなりいらっしゃるのではないかと感じます。投票率がずっと右肩下がりというのも、もっともな気がします。
と書いていて思ったのは、これは歌謡曲〜J – POPヒット曲の変遷にも共通するものがあるのではないかという事です。
私が子どもの頃のヒット曲というのは、それこそ大人から子どもまで誰もが知っているのが当たり前でした。ところが今はリスナーの細分化やTV・ラジオ等マスメディアの衰退で、老若男女誰もが知っているヒット曲というのがありません。
大衆音楽の場合、細分化は大いに結構な事だと思いますが、政治の世界はそんな訳にはいきません。ところが実は今回の衆議院選挙で、そんな思想の細分化に対応出来るアイディアを思いつきました。机上の空論なので、取り敢えず自分のブログに上げておきます。一人でも二人でも、これを読んで思うところがあればいいなあと。
それは、今の「一人一票」の細分化です。例えば「一票」を細分化して、「0.5」「0.3」「0.2」の3つの候補者 (政党) に投票出来るようにする、という案です。
これだと、いつも迷っている私のような優柔不断者には有難いシステムではないかと。
例えば。原発は絶対反対なので、0.5票は原発反対のA党に。0.3は、インフレ脱却の経済政策に力点を置いているB党に、0.2は、社会保障に良い案を出しているC党に、といった具合に投票を行える、というシステムです。
勿論、A党以外・Aさん以外考えられない、という方は、全ての点数をA党・Aさんに投じればいいだけです。
勿論これは理想であって、実際問題として、先ず集計が今のやり方だととんでもなく大変です。大変というか不可能なレベルです。しかし投票は絶対にし易くなる筈です。
近い将来テクノロジーがもっと発達して、集計もテクノロジーに委ねられるようになり、こういうシステムを提案してくださる政治家がいらっしゃらないかなあ…。

選挙当日、金沢市は雪と寒波。気候も勿論投票率を左右する重要なファクターです。
