仮のタイトルですが、気に入っているのでこのイメージで歌詞を書きたいなと思っています。
私の職場では、切れた電球をゴミとして出すと、別途料金が発生します。なので、電球は外で割って、粉々のガラスの破片にして、燃えないゴミとして出します。
なので、時々、晴れた日の午後とかに、外に切れた電球を持ち出して、パリン、パリン、と割る作業を行います。
数日前の穏やかな日に、一冬分溜まった切れた電球をいつものように割っていて、その音で、この曲が閃きました。
仕事中なので、さすがにその音はサンプリング出来ませんが、大体のサウンドのイメージが固まりました。休日の今日、朝からその曲に取り掛かり、何とか形になりました。
この曲のビートは「コロナの日々」と同じく、トラップをベースにして、そのリズムにコードやメロディを乗せていって作っていきました。
いつもは、先にコードやメロディなどを簡単ながらに作ってから、合わせてリズムを作るんですが、今回は逆のパターンで、リズム・トラックの後からメロディを合わせました。
金属音を大きく取り入れたサウンドになりました。
金属音というのは、音楽的に言うと非整数倍音が多く含まれていて、つまり音程が取れない音が殆どです。でも耳を凝らして聴くと、空耳のように音程が聴こえたり、メロディが聴こえてきます。
この曲は、そうやって、金属ビートのトラックにひたすら耳を傾けて、やがて聴こえてきたメロディです。
完成が楽しみです。