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【2020年6月29日】初夏の夕方にスタイル・カウンシルのアナログ盤を聴く

今日は夕方から実家に帰って、アナログ・レコードを聴いていました。何を聴いていたかと言えば、こないだからのマイ・ブームのスタイル・カウンシル。

もはや概発CDでは聴くことの出来ない12インチ・シングル音源を聴くのを楽しみに、帰路の車を走らせました。

 

 

 

 

 

昔はこういう、ジャケット文字が日本語の、怪しいというかダサい12インチ・シングルが多くリリースされていました。このジャケットは写真がカッコいいので許せます。

スタカンは、当時そんなに聴いていた記憶はありませんが、こうしてマニアックな12インチまで買っていたという事は、やはり気に入っていたのでしょう。

 

 

 

特によかったのは、12インチ・シングル「ユー・アー・ザ・ベスト」のダブ・ヴァージョンと、デビュー・ミニ・アルバム「イントロデューシング」収録の「ロング・ホット・サマー」のロング・ヴァージョンとクラブ・ミックス。

当時は、リズムだけを残して、曲をバラバラに分解するミックス (つまりダブの手法) が流行っていました。スタカンの楽曲は、そんなミックスにピッタリ合っているなと。今聴いていて思いました。

 

 

気怠い初夏の夕方の気分にマッチ。お陰様で至福の時を過ごせました。

 

 

【2020年6月28日】アルバムのタイトルや収録曲や曲順が決まりつつあります 〜 「アルバム」を作る、とは?

完全に決まった訳ではないので詳細明記はまだ。一応14曲、時間にして60数分と、過去作よりもひとまわりスケールアップしています。

 

 

 

ところで、このデジタル時代に於いて「アルバム」を作るとは、どういう事なのでしょうか?

昔は商業用の商品パッケージとしての役割を担っていたアルバムですが、今の時代、商業用としては、ハッキリ言って不可欠なパッケージではありません。(実際、アルバムとして纏めないアーティストもたくさんいらっしゃいます)

 

 

作った曲をどんどんサブスクやiTuneストアやバンドキャンプで売出しているアーティストもたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

私は相変わらずCDアルバムが好きで、今でも時間があったら、好きなCDアルバムを普通に頭から聴いたりしています。こういう聴き方は、今の時代マイノリティーになりつつあるみたいです。だから自分の曲も、最終的にはアルバムにして残しておきたいなと思うのでしょう。

 

 

アルバムの面白さの一番の理由として、タイトル、アートワーク、曲順、そしてパッケージの手触り…から感じられる、曲そのもの以外からもアーティストからのメッセージや感性が感じられる点です。一番の理由と書きましたが、ほぼこれのみかもしれません。

 

 

 

今まで、それぞれバラバラに作っていた個々の曲たちが、「コンセプト」という器に入れたとたん、ジグソーパズルのようにピタッと繋がって、一つの世界が表れる。そしてリスナーが聴いた後は面白い長編小説の読後のような満足感が得られる。理想はそんなアルバムなのですが、これがなかなか…(笑)。

少しでも理想に近づくようにがんばります。

 

 

 

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