知人の娘さん (高校生) が、バンド演るのにエレキギターを買ったけどギターは全く初めてなので指導をしてほしいとの事で、自宅にお伺いしました。その娘さんに会うのは小学生の頃以来です。
こないだの音楽教室の女の子ではありませんが、すっかり成長していて、あらためて時の経つスピードを痛感しました。
その子はピアノが弾けるので、理論的な事は十分理解していて、あとは指を動かす練習だけという感じでしょうか。まあそれが一番大変なのですが。
バンドはスリーピース (ドラム・ギター&キーボード・ベース) のガールズ・バンドで、何と4ヶ月後にライブを演るとの事です。ただ、ドラムの子はやたらと上手く、そしてかわいく (動画を見せてもらいました) 、それを見てちょっと安心しました。ライブで下手すぎて缶ビール投げられる (!) 事はないだろうなあと (笑)。
バンドの話を聞いたり、その高校のバンドのライブの動画などを見せてもらいましたが、今どきの高校生は本っ当に上手いなあーと、心底思いました。上手いバンドは20年前ならプロのレベルです。
親 (知人) は、「やりたい事があったら反対せずに何でもやらせる・応援する」という方針だそうです。そのような、子どもの自主性に委ねる教育をしてきたので、こんなに健やかに、伸び伸びとした人間に成長したのではと感心しました。
ところで、そのライブのセットリストの動画 (全部今どきの速い曲) を見せてもらうと、難易度の高い曲ばっかりで、私の方が心配してしまいました。本人はやる気満々です。エライなあ。自分も見習わなくては。。
一応「ギターの練習は、4つ目の音やテンションを抜いて弾き(7や6、11や13、add9とかsus4、分数コードは全て無視する)、ベースは、譜面通りでなくてルート音 (Cのコードならドの音、Dならレの音) をドラムに合わせて弾けるように練習すればいいから、とアドバイスしておきました。こういった理論は分かる子なので、納得していました。(でも手が動くかどうかは練習次第)
そのうちの3曲。簡単に弾けるアレンジにして欲しいと譜面を頂きましたが、特に、ゲスの極み乙女。の「クライング・マーチ」は、難易度半端ないです。。このバンドはテクがありすぎです (笑)。