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【2023年9月30日】テイトウワ「SUNNY」を聴く

先週諸用で近くのイオンモールに行ったら、TSUTAYAの特売コーナーでCDが1枚200円で売られていました。以前にも書いたけど、ブックオフでも100円コーナーが充実していて、こういうのを目の当たりにするとCD全盛期を知っている私などは、諸行無常というか、時代の流れを思いっきり感じてしまいます。

 

 

ブックオフと違ってレンタル落ちという事でメジャーなアーティストが殆どで、聴いた事のあるのが多くあまり食指が動かなかったのだけれど、その中から数枚購入してきました。

その中の一枚、テイトウワ「SUNNY」(‘11年) がやけに気に入って、このところ毎日聴いています。

 

 

 

テイトウワさんは私と同い年です。そして実は、私は彼がまだアマチュアの学生時代の頃から知っています。

今から訳40年程前、坂本龍一さんがパーソナリティのNHKFM番組「サウンドストリート」で、リスナーからのデモテープをかける「デモテープ特集」というのを定期的に行なっていたのですが、そこでかかったのが、テイトウワさんの「CRY」です。

私の記憶だと、この「CRY」の他にも、数曲かかっていた筈です。タイトルは憶えていませんが。

 

 

その「デモテープ特集」では、もう一人大好きな方がいました。岡元晴郎さんという方です。多分、この特集では1番人気が高かったのではないかと。坂本さんも絶賛していました。気になってYouTubeを検索したら、当時の曲が数曲上がっていました。マーブル・ウォーター」その他、どの曲も才気煥発で煌めいていて、やっぱり時代を超えた才能だったんだなあと、あらためて思いました。

 

 

 

この「SUNNY」、一聴して思い出したのが、まさに数10年前に聴いた「CRY」です。センスと遊び心一発でアルバム一枚作りました、という軽い感じが良いです。才能豊かな人が自由に作った、そんな贅沢感満載です。

あと思ったのは、メタファイブ。高橋幸宏さんを筆頭にセンスのいいアーティストたちが集った、いわゆるスーパーバンドでしたが、このバンドの音楽性にも、かなりの部分で彼のセンスが反映されているなあと、「SUNNY」を聴いて今になって気付きました。こちらもちゃんと聴いてみようかなと。

 

 

そして今更ですが、他のアルバムも順番に聴いています。世の中、まだまだ自分の知らないところにいい音楽が転がっているなあと。

 

 

 

 

 

【2023年9月28日】「音楽を聴く犬」テンポ落としたバージョン完成!(๑>◡<๑)

この前歌入れしたばかりという事もあって、ちょっと練習しただけですぐに歌えるようになりました。もともとちょっと速めだなあと感じていたので、BPM3つ下げはちょうど歌いやすいスピードです。

 

 

 

今回も、ボーカル処理のエフェクターに「ネクター3」を、マスタリングに「オゾン10」を使用しています。このネクター3の設定が結構難しくて、いろんな数値の意味がちゃんと感覚で把握出来ていない為、まだ偶然性に頼るところが大きい状態です。

 

 

というのは、歌によって、声の大小・声域・使う言葉 (サ行が多いとか、母音が多いとか)…が、当然の事違います。今までは、それでも大体の自分内でのエフェクター数値 (コンプやイコライザー) を決めて、それで録ってから微調整していましたが、ネクター3だと、このやり方が通用しません。通用しないというか、性能が良いので設定数値に対する反応が大きいという事なのでしょう。

 

 

かと言って、AIに読み込ませたボーカルは、以前にも書きましたが倍音が強調される美声になり、自分的には、無理矢理タキシードを着せられた気分になり、どうもいただけません。

 

 

今後も、過去曲を新プラグインの勉強がてらリミックスをしつつ、得たスキルを新曲に活かしていく、のサイクルで創作していこうかなと考えています。

 

 

 

 

ネクター3の画面。