「平凡な一日」をコンセプトに書いた2曲「A day drags out」「ある一日」、予定通り2曲同時に完成しました。
「ある一日」の、働いてビール呑んで寝て…の、繰り返しの生活の中での充足感は、ある意味で私の思う理想的な日常生活です。対して「A day 〜」のグダグダしてる感の方が、現実に近いように思えます。
お祭りやライブ…現実から逃避したハレの場でしあわせを求めるよりも、平々凡々とした日常生活に充足感を得る方が人はしあわせである、というのは、大昔から哲学や宗教で云われています。私もそう思います。思いますが、実際はそんな簡単に充足感を得れるものではありません。
それでも、日々のほんの少しずつの積み重ねが、ある日実を結び、こうやって一曲が完成した時の充足感は、お祭り事の狂騒で得るそれとは比べる事が出来ない程、地味ながらどっしりと安定したしあわせ感を感じます。こういうしあわせを感じたいが為に、日々曲作りに励んでいるのかなあと。今回は2曲同時にフィニッシュしたので、余計にそう感じました。
数日前撮った画像。秋もとうとうフィニッシュです。