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【2020年10月31日】スピッツとミッフィーのぬいぐるみ

自曲でギターを弾いていただいているg君の家にミーティングに (遊びに) 行った際、CDを大量に借りた話を数日前に上げました。その中の一枚、スピッツ「醒めない」を、ヘビロテしています。

 

 

スピッツを初めて聴いたのは、当時住んでいたアパートの歩いて10秒、道を挟んだ斜めのところという、すぐ近くにあったCD屋の試聴コーナーにて。アルバム「空の飛び方」です。

店員のTさん (この方のオススメのはいつも試聴していた) の手書きのコメントと一緒に並べてあり、何気に聴いたらとても耳にフィットして、そのまま手に取ってレジに行きました。

「醒めない」を聴きながら、ふと思い出しました。既に20数年経っています。ジャケットの女の子が「空の飛び方」のジャケットの女の子に似てるなあと。

 

 

 

g君宅の居間に、大きなミッフィーのぬいぐるみが置いてありました。ミッフィーは、日本だと「うさこちゃん」の絵本で親しまれている、うさぎモチーフのキャラクターです。

今年 (来年?) はミッフィー生誕65周年で、グッズが多く発売されつつあります。私はそういうグッズなどを扱っている雑貨屋で働いているので、知っている訳です (笑)。

 

 

長年雑貨屋で働いていて思うのは、スヌーピー、ハローキティ、そしてミッフィー。日本のキャラクターだとドラえもん、アンパンマン。数10年に渡って多くの人々に愛されているキャラクターというのは、どれも一見、実にシンプルに描かれているように見えることです。

絵を描けるようになって間もない小さな子どもでも、すぐに描けるようなシンプルなデザイン。だけど実際描いてみると分かると思いますが、真似て描いても、それはホンモノのようには見えません。表情や命が宿りません。

 

 

スピッツの音楽も、まさにそんな愛されているキャラクターたちのようです。一見簡単にマネ出来そうで、マネ出来ない。そして、シンプルだからこそ、古くならない。古くならないけど、いつ聴いても懐かしさを感じます。

長く愛される音楽とは、こんな音楽なのではないかと、聴いてて感じます。

 

 

 

ミッフィーの作者、ディック・ブルーナさんが、ミッフィーを点描で緻密に描いているのは、ミッフィーのファンの間では周知されています。一筆書きのようなミッフィーが点描で丁寧にコツコツと描かれているーー私はそれを知った時は驚きました。驚いたと同時に、やっぱりそうなんだ、とも。

 

 

きっとスピッツの面々も、その一見簡単に生まれてきたかに聴こえる数々の楽曲を私たちの耳の奥に届くように磨き上げるのに、陰では並々ならぬ努力をしているに違いないと。そう思います。

 

 

 

 

 

 

【2020年10月30日】「お金離れ」を考える

 

 

 

調査人数1054人と記されていたので信憑性には若干欠けるが、なるほどと思えた記事でした。

このスクショだと関心ある分野しか分からないので、肝心の興味や関心のない分野のベスト5を。

 

 

 

1位 ギャンブル

 

2位 タバコ

 

3位 クルマ

 

4位 投資

 

5位 お酒

 

 

 

1位〜3位は、やっぱりなーという感じです。私は「クルマ」が1位かと予想しましたが、たしかにイマドキの若者が、競馬・競輪、パチンコなど、やってる姿すら想像つきません。

 

 

実は本編記事より面白かったコメントがあり、それをお伝えしたかったのでブログに上げました。

こんなコメントです。

 

 

 

趣味趣向って少なからずお金が掛かる。

収入は上がらず物価も税金も上がる。

幼い頃から特に不自由なく暮らした世代には物欲がない。

即ち人より稼ぐという意識も少ない。個人的に思うのは「お金離れ」だと思う。

 

 

 

「お金離れ」、なるほどです。ギャンブル、クルマ、投資、はモロにお金絡みの分野です。お金ではほんとうの欲望を満たすことが出来ない、を若いうちから本能的に察知していると、少なくともお金には躓かないのではないか、そう思いました。

 

 

 

日本は人口がどんどん減っているので、普通に考えると経済はマイナス成長していきます。いかにスムーズに経済社会が縮小していくか、が、今後の社会の大きなテーマの一つでは。(それでも伸びると言ってる政治家がいますが、一人に二人分働かせるつもりでしょうか?それとも定年を70歳まで引き上げるつもりでしょうか?)

 

 

つまり、いかにお金から離れて、楽しんで生きていけるか。これが、若者に限らず重要なテーマになってくるのではないかと。

そう考えると、関心ある分野1位の「音楽」は、まさにピッタリです。ちょっと聴くにはYouTubeその他、無料コンテンツ (まあ厳密に言えば有料なんですが) がたくさん。演奏するにも、昔よりも安くて高スペックの機材が多いし。

 

 

もっともっと浸透して、いい音楽がたくさん生まれたらいいなあ。