定期的に届く、Bandcamp (音源ダウンロード販売のプラットフォーム) からのニュース。さっき届いたのは、ニューヨークのレゲエ・レーベル、イージー・スター・レコーズ30周年のニュースです。
最早レゲエはポップ・ミュージックのストライクゾーンから外れて久しいのですが、こうやって良質な音源を供給するレーベルがしっかりと活動しているニュースを目にして、何かしらの安堵感を覚えました。久しぶりにこのレーベルの音を聴きながらビールを呑んで、実にいい気分です。
このイージー・スター・レコーズ、何と言っても有名?なのは、ロックの名盤をレゲエに解釈/再構築した一連のシリーズです。このレーベルのアーティスト、オールスター・キャストで制作されています。
最近もグラム・ロックの名盤「ジギー・スターダスト」をカバーした「ジギー・スターダブ」を、’23年にリリースしていました。これは知りませんでした。
私が好きなのは、初期の2枚、ピンク・フロイド「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」→「ダブサイド・オブ・ザ・ムーン」(‘03年)、レディオヘッド「OKコンピューター」→「レディオドレッド」(‘06年) です。こうして文字にすると単なるイロモノというかパロディっぽい音のように思えるかもしれませんが、そんな事はありません。クォリティはとんでもないレベルです。
「狂気」「OKコンピューター」それぞれ好きな方は、是非一度でも耳にしてみて欲しいです。