月別アーカイブ: 2024年3月

【2024年3月31日】シド・バレットを聴いています 〜 何と!シド・バレットの半生が映画化されました

 

 

数日前にYahoo!ニュースで見つけて驚きました。シド・バレットは、イギリスのプログレッシヴ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの初期の中心メンバー。殆どの曲を書き・歌い・ギターを弾いていました。ピンク・フロイドの2枚目のアルバム「神秘」制作途中で脱退。ソロ・アルバムを2枚作った後、シーンから姿を消しました。私の少年時代、既に伝説の人扱いされていました。

 

 

 

ニュース記事を読んで数日後、無性に聴きたくなり、ソロアルバム2枚「帽子が笑う…不気味に」「その名はバレット」(両方とも’70年リリース) と、未発表曲や未発表バージョンを集めた「オペル」(‘88年) を聴いています。

 

 

今聴くと、あらためてそのオリジナリティが際立っている事に驚きます。黒人のブルースやR&B、白人の伝統音楽はもちろん、ロックンロールや当時のポップスからも遠いところで鳴っています。そしてその鳴らされている音楽は、ポップで聴きやすいものです。この純粋なオリジナリティは同時期のヴェルヴェッツ以上ではないかと感じます。

人間、自閉をとことん極めると、ヒトの心の奥まで届くポップさが宿るのかなあと。音楽でも文学でも、そう感じます。

 

 

 

シド・バレットを初めて聴こうと思われる方へのおススメは、ピンク・フロイドの1st. 「夜明けの口笛吹き」(‘67年)です。このアルバムにハマればソロ・アルバムの2枚、どちらもそれなりに面白く聴こえると思います。

よく聴いた曲をツラツラ上げると、ピンク・フロイドだと「天の支配」「ルシファー・サム」「マチルダ・マザー」、「バイク」(この曲はP – MODELがカバーしていました) …、ソロ・アルバムからだと「カメに捧ぐ詩」「夜もふけて」「ベイビー・レモネード」「ジゴロおばさん」「ドミノ」「夢のお食事」等々…。今どきの若い音楽好きの方々に、是非耳を傾けて欲しい音です。

 

 

 

ピンク・フロイドの1st. アルバム「夜明けの口笛吹き」。

 

 

【2024年3月29日】アルバムのポスター出来ました

アルバム「音楽を聴く犬」のポスターを、アルバムでギターを弾いていただいたg君からいただきました。トップページにも貼り付けたいのですが、私のスキルでは出来ないので、ひと先ずブログページに上げておきます。

どうもありがとうございました。