「季節」「生命」その他楽曲の再ミックスを行いつつ並行して制作していた「ある日」、何とか完成にこぎつけました。しかしながら、どうもこの曲は人様に聴いていただく曲ではないような気がして、取り敢えずお蔵入りにすることにしました。
変な曲なら変な曲で徹底すればいいのですが、この曲は、そのいわゆる変な曲としても中途半端なのではないか、そう感じました。今の私のスキルだとこれ以上上手くいかないなあという感じです。とは言っても、この曲を作っていて得たものは多く、今後に活かせそうです。
歌詞も、今まで書いたのと、ちょっと違う視点です。この歌詞も、もしかしたら今後違う形で使うかもしれません。
この曲のトラックは、ドラムスとベースが鳴ってなくて、ぼわ〜んとした環境音楽っぽい音響です。その上にボーカルが乗るのですが、歌い方にかなりの知恵と労力を使いました。つまり、今までの歌い方では、音楽的に聴こえなかった訳です。
結局のところ、歌い方を大きく変えて、そのミキシングも、イコライザーをいじったりエコーを大きくしたりで、何とか聴けるようにしようとしましたが、結局満足いく結果を得ることが出来ませんでした。
以前にも、「tondeke」「ジキュウジソク」「永遠」…その他、大量のお蔵入り曲を作っていますが、そのどれもが、後々の楽曲のエキスとして活きています。この曲も、たとえ陽の目を見なくても次曲以降に繋がればいいなあ、そう思います。