いつもはトラックが出来てから歌を入れますが、今回はトラックを作りながらですが、たまたま歌える時間がとれたので入れてみました。この曲は実に歌いやすくて、前に作った時もそうでしたが、すぐにOKでした。
この「続いていく世界」は、仕事が忙しくて自分の世界を見失いそうになっていた頃の事を歌っています。
学校でも会社でも、何も考えずに、言われた事をちゃんと出来る人は、ある意味しあわせです。けれども、組織に依存してしまう事に疑問を持つ人は、昔から学校にも社会にも一定数いらっしゃいます。
何でこんなことしなきゃいけないのか?何で?何で?…。学校や会社でそんな事を考える人は、つまり、よく言えば自分の世界が豊かな人なのでしょう。
自分の世界と自分以外の世界(=組織)を上手く折り合いをつけて生きていくのが普通の人なのですが、出来ない人もいれば、出来ているけど、何かのきっかけで、ある時ふと「今の自分って?」と、正気?に戻る人もいます。
この歌は、後者の人の歌です。自分以外の世界(=組織)に、簡単に取り込まれていって、それでいいんだろうか?
あまり考えずに歌詞を書いていったら、そんな歌になりました。
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続いていく世界
どうしようもなく怠い 身体起こして
今日もいつものように 仕事に出掛ける
途中で後ろのクルマ 煽ってくるのを
ミラー越しに見ながら ブレーキ思わず踏んだ
今朝のニュースで言ってた 新しい法律
そんな事より気になる 今度の仕事の納期
道端に転がった 空き缶を拾ってる
小学生を横目で 見ながらアクセル踏んだ
※知らないうちに 世界は動いてる
君が泣いても笑っていても
僕が毎日あくせくしても
世界には カスリもしないさ
つまんないなら 叫んで 踊って 呟いて
やることないなら 黙って しゃがんで 篭って
どうしようもないなら 笑って 笑って 笑って
理由はないからそのうち 笑い損ねて泣き出した
それでも毎日 続く 続く 続く
クルマは毎日 走る 走る 走る
くたびれたんなら 帰って 風呂入って 眠って
今日の事は 忘れて カツ入れて 生きようさ
知らないうちに 時間は過ぎてく
僕が泣いても笑っていても
君に毎日アクセスしても
ココロには カスリもしないさ
※くりかえし
コードも若干変えました。コード表まで見てる方はいないと思いますが、こうやって載せておくと、後から探すのに便利なので。