何気に記事を読んで、音を聴いてみたら、、これがビックリ!正真正銘の「テクノ」でした。
テクノといっても、’90年代以降のではなく、私が若い頃にごく一部の音楽ファンの間で盛り上がっていた、プラスティックスやP−Modelやヒカシューといった、’70年代終わり〜’80年代初頭ぐらいの、あのチープなテクノです。
山口さんが仰る「グローバルで戦っていけるくらいのセンスがある」は言い過ぎかもしれませんが、これはイケます。若い子だけでなく、私のように前述のテクノの洗礼を受けたおじさんたちにも受けそう。
サブスクの普及により、日本の昭和のシティ・ポップが今になって聴かれていたり、「ドリームス」のような大昔の曲がリバイバル・ヒットしたりで、ポピュラー音楽界は過去の遺産を総括する時代になっています。今後更に加速しそう。(決して「過去の遺産の食い潰し」ではありません)
LAUSBUBの楽曲も、明らかにそんな流れを汲んでいます。日本よりも世界の音楽好きに受けそう。
インタビューを読む限り、本人たちは深く考えずに、こういう音をただ演りたいから演っているみたいで、そんなところも今の時代らしいなあと。