という訳で、何とか還暦を迎える事が出来ました。ひとえに周りの方々のお陰かと感謝しています。50歳を迎えた時も、半世紀という事で感慨深かったのですが、60歳もまた50歳の時にも増して感慨深いものがあります。お祝いのメッセージをくださった方々、どうもありがとうございました。

登山に例えると既に下り道を歩いているので、足取りも軽くなりがちですが、軽くなりすぎて足を取られないように、時には立ち止まりながらゆっくり進みたいものです。気持ちをあらたに、また曲作りに精を出したいなあと。

近所の桜の山。今が満開です。

必要な書類があり、数年ぶりにハローワークに行ってきました。驚いたのは、駐車場の警備員が3名に増えていた点です。数10年前は、駐車場に警備員などいなかった筈です。

数年程前に行った時は、2人いました。今回3人という事は、2人だと業務が回らないという事なのでしょう。

因みに私が行った時は、駐車場は偶然一台分のスペースが空いていましたが、私の後続の車は警備員から「満車」のプラカードが上げられていました。第2・第3駐車場に回されるのでしょう。

中に入ると土日のイオン・モール並みの大勢の人がいました。書類をもらうのも順番待ちで小一時間かかりました。

実は私は、コロナ禍の最中に前の職場が閉まった際、職能訓練を受けようと考え数回に渡ってハローワークに行っています。その時もかなり人が多く、職能訓練も人数制限で断念したのですが、今回はその時よりも遥かに多いです。

私は若い頃、人と接するのが苦手で、だから仕事も嫌々、というか、大袈裟ではなく清水の舞台から飛び降りるつもりで働いていました。何故そこまでして働いていたかと言えば、単純に親兄弟や国の世話になるのが嫌だったからです。

そんな、面接官とちゃんと話せないような人見知りの私でも、当時はバブル期前夜で働き手不足だったので拾って下さるところもあり、幾つかものアルバイトや転職の後、何とか自分でも出来る仕事に就けました。運がよかったのでしょう。

ところが、今は働きたくても働けない人たちが本当に多いんだなあと、ハローワークに求職に来ている大勢の若い人たちを目の当たりにして結構ショックを受けました。

数10年後の日本はどうなっているのでしょうか…。(なあんて大袈裟かな 笑)

そんな事など関係なしに、遅まきながらも春になって、当たり前のように桜の花が咲きはじめました。次週あたり満開かなと。