【2020年6月2日】大阪府のライブハウス再開に関して思う

 

 

 

大阪府でライブハウス再開のガイドラインが提示されたようです。記事には、

 

「ライブハウスはステージと客席間を2メートル離すか、間に透明のアクリル板で仕切り、原則着席とする。

 

とありました。これについてはいろんな意見もあると思いますが、個人的には、いつまでも禁止してるよりかは、遥かに前向きで建設的な施策ではないかと感じます。

 

 

 

 

ところで、いつ頃からか知りませんが、ロックのライブ、特にライブハウスは、オール・スタンディングが当たり前になっています。

 

 

昔話で恐縮ですが、気になったので書いておきます。

私は名ばかりの大学生の頃、頻繁にライブに行き始めたのですが、当時はスタンディングは当たり前ではありませんでした。座って聴いている人もいれば、最初から一緒に歌って踊って、の人もいて、つまり、それぞれで楽しんでいた訳です。

 

 

それが、いつの間にか気がついたら最初っからスタンディング、のライブばかりになっていました。まあそんなアーティストのライブばかり行ってたからかもしれませんが。。

 

 

それはそれでもちろん楽しいのですが、多分に同調圧力もあり、私はそれが馴染めなかった事もあります。座って聴いてもいいし、踊りたい人は踊っても構わない。本来ならそれが当たり前ではないかと。

座って聴けと言われれば立ちたくなり、椅子が無いと座りたくなる。ロックを聴く人は、そんなひねくれ者が多いんじゃないかな (笑)。

 

 

今回の大阪市のガイドラインに「原則着席とする」とあります。これにより、今までライブハウスに行きたかったけど、他の客の圧力が嫌で行けなかった人たちが、普通に行けるようになればいいんじゃないかなと。

 

 

スタンディングで踊るだけがライブの楽しさだけではありません。私自身、アップな音楽でも、座ってじっくり聴きたい時も多々ありました。

この施策により、従来とは別の感じでライブを楽しむ人たちが増えていく事を期待します。