完全に決まった訳ではないので詳細明記はまだ。一応14曲、時間にして60数分と、過去作よりもひとまわりスケールアップしています。
ところで、このデジタル時代に於いて「アルバム」を作るとは、どういう事なのでしょうか?
昔は商業用の商品パッケージとしての役割を担っていたアルバムですが、今の時代、商業用としては、ハッキリ言って不可欠なパッケージではありません。(実際、アルバムとして纏めないアーティストもたくさんいらっしゃいます)
作った曲をどんどんサブスクやiTuneストアやバンドキャンプで売出しているアーティストもたくさんいらっしゃいます。
私は相変わらずCDアルバムが好きで、今でも時間があったら、好きなCDアルバムを普通に頭から聴いたりしています。こういう聴き方は、今の時代マイノリティーになりつつあるみたいです。だから自分の曲も、最終的にはアルバムにして残しておきたいなと思うのでしょう。
アルバムの面白さの一番の理由として、タイトル、アートワーク、曲順、そしてパッケージの手触り…から感じられる、曲そのもの以外からもアーティストからのメッセージや感性が感じられる点です。一番の理由と書きましたが、ほぼこれのみかもしれません。
今まで、それぞれバラバラに作っていた個々の曲たちが、「コンセプト」という器に入れたとたん、ジグソーパズルのようにピタッと繋がって、一つの世界が表れる。そしてリスナーが聴いた後は面白い長編小説の読後のような満足感が得られる。理想はそんなアルバムなのですが、これがなかなか…(笑)。
少しでも理想に近づくようにがんばります。
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