【2021年5月9日】「一枚の絵」リメイク・テイク完成!〜 「変な曲」の存在意義とは?

日々少しずつ手を加えていた「一枚の絵」、何とか一段落つきました。

こういう変な曲を作って思うのは、こんな曲って、誰が聴くんだろう?という素朴な疑問です。

 

 

 

 

今はYouTubeなどで個人でバシバシとインターネット上にアップ出来るので、商業ベースに乗らないような変な曲が普通に世に出ていますが、実は昔も、レコード盤でも変な曲がリリースされていました。今と違うのは、レコード盤でリリースということは、人の動き=結構な費用がかかっているということです。

 

 

それと、アナログのレコード盤は、プレス代もですが、それ以上にレコーディング代 (スタジオ代) がかなり嵩みます。莫大なスタジオ代を払い、莫大なプレス代を払い、人が動き、そうしてまでも、絶対に元が取れるほど売れそうにない変な音源リリースしたかった人たち (やレコード会社) が、過去にたくさんいた訳です。

 

 

 

そのリリースされては廃盤になっていった、星の数ほどの?「変な曲」たちがあるからこそ、普遍的で皆んなに聴かれる曲たちが生まれるんだと思います。

「高い山ほど裾野が広い」という言葉があります。上記の変な曲たちやこの曲は、そんな「裾野」のような曲です。こういう変な曲に全精力を傾けるのも、ちゃんと意義がある訳です。

 

 

 

この曲はg君がギターを新たに弾き加えるとの連絡がありました。変な曲ゆえに誰も聴いて下さらなくても、ちゃんと完成させたいと思います。自分の音楽性の裾野を広げるためにも。

 

 

 

 

 

 

「変な音楽」が商業ベースに乗った元祖的な、英国のラフ・トレード・レーベル。