【2021年10月11日】「ワルツ2021」制作中 〜 クラシック音楽とロック

当ブログを読んで下さっている方から「最近自分自身の記事ばかりですが、たまには以前のように他のアーティストのこと書いて下さい」的なメールをいただきました。たしかに、仰る通りです。

私のような文筆業者でもない一介の音楽好きが気の向くままに書き散らかしているアーティスト評・作品評を、ちゃんと読んでいる方がいらっしゃることに、ちょっと感動しました。メール、どうもありがとうございました。

 

 

自分のことばかり書いているのは、単純に、最近は他人の音楽を聴く時間も惜しんで自曲の制作に没頭しているからなんですよ。でも自分のことばかり書いていたら読んで下さる方がいなくなるのではと思い、一応いろんなことに絡めて書いているのですが…。

 

 

 

それで、今回はクラシック音楽に絡めて新曲「ワルツ2021」について語ります。

前回、この曲のメロディはずっと脳内で鳴っていた云々と書きましたが、よくよく考えてみるにこのメロディは、小学生高学年?中学生?(忘れた) の頃、母親が買ってくれた、クラシックのレコードに入っていた曲のメロディに似ている気がしてきました。

 

 

そのレコードは、ヴァイオリンの小品集で、「ツィゴイネルワイゼン」「ユーモレスク」他、有名な曲ばかり入っていました。

その中で、何とかの幻想曲? (←一生懸命思い出して、このワードが出てきました) とかいう曲が、私の「ワルツ2021」のモチーフになっているのでは、と必死に?思い出しているところです。

 

 

ところでロックとクラシックは、実は昔から結構相性?が良く、クラシックの延長線上で鳴らしているロックも多々あります。

私の少年時代に人気のあったハードロック・バンドで、ディープ・パープルとかレインボーなどは、クラシック音楽をロック・バンドの4ピース、5ピースで演っていた感があります。あと、プログレッシヴ・ロックのイエスやEL&Pとか。あとクイーンもかなりクラシカルです。

 

 

ただ、上記のいずれもシンフォニック系です。シンフォニーの魅力は構築美・建築美です。曲の起承転結がはっきりしていて、紆余曲折しながらも最後に満足して聴了する、という聴き方です。私はそこが馴染めず、上記のバンドは友人にレコードを借りながらもあまり聴いていませんでした。

 

 

 

私の「ワルツ2021」、クラシックだと、ショパンやドビュッシーの、数分で完結する小品を意識して作っていきたいです。

 

 

 

 

 

クラシカルなロック、日本だとX JAPANが代表格かと。好みの音ではないのでちゃんと聴いてはいませんが、楽曲の洗練度は凄いものがあると、チラ聴きでも感じます。