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【2019年2月26日】新曲「ふきのとう見つけた」出来ました!

 

 

 

先日のyahoo!ニュースより。

 

 

金沢市大額は、私の住まいから徒歩で10分以内。時々歩く散歩コースにも入っています。

本日はちょうどオフ日だったので、このニュースを読んでふきのとうを見に行こうと思い、午後から出掛けました。しばらく歩いてから、タブレットを忘れた事に気付きました。もし見つかったら画像に収めて、このブログのネタにしようかと考えていたのですが。

 

 

画像から、何となく国際ホテル (大額にあるホテル) 近辺の斜面ではと目星をつけて、その辺りを散策したのですが、残念ながら見つかりませんでした。今日は意外と風が冷たく、遠出はやめて戻りました。

 

 

そして戻ってから、数日前出来た曲をいじっていて、何気に口ずさんで出来たのが、この歌「ふきのとう見つけた」です。歌の中では川沿いを歩いて、ふきのとうは見つけた事になっています (笑)。

 

 

 

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ふきのとう見つけた

 

 

川沿いを歩いた   ふきのとう咲いてた

 

じっと見ていた   育つのわかった

 

 

霞かかった   お陽さまを仰いだ

 

じっと見ていた   動くのわかった

 

 

土手の上登った   強い風吹いてた

 

目の前開けた   光に包まれた

 

 

 

※何処かで   誰かも   見つけてる

 

何処かで   誰かも   感じてる

 

 

 

土手の下に降りた   土の上歩いた

 

柔らかかった   湿っぽかった

 

ここでも見つけた   ふきのとう咲いてた

 

そっと触ると   春の匂いが

 

 

 

※くりかえし

 

 

 

川沿いを歩いた   ふきのとう咲いてた

 

じっと見ていた   ずっと見ていた

 

 

 

※くりかえし

 

 

 

あれよあれよという間に、こんな歌詞が生まれました。ゆったりと揺れるレゲエの曲調とメジャー・セブンス多用の不安定なメロディにピッタリはまりました。自曲では、最初のアルバムに入っている「春風・青い鳥」以来の春の歌です。

この曲は「春風・青い鳥」のような躍動感はありませんが、春のぼんやりとした空気感が表現出来たらなあと思います。音づくりはもうひとがんばりが必要です。

 

【2019年2月25日】教えていただいた音源から 〜 深夜に一人で聴く音楽ーージェイムス・ブレイクとアクトレス

前回の続き。まずは先日のブログに上げた、ご意見を頂いたMさんの話から。

エイフェックス・ツイン同様ヘヴィロテと化しているのが、アクトレスのファースト・アルバムという事です。アクトレスはダレン・カニンガムさんのテクノ・ユニット。私は名前しか知りませんでしたが、YouTubeでアルバムも丸ごと聴けると聞いて、早速視聴。

 

 

そしてもう一人。ジェイムス・ブレイクさんは、イギリスの、これまた音響系、ダブステップのミュージシャン。

こちらは、知人のそのまた知人が好きなミュージシャンだそうです。その知人 (時々触れている、音楽教室の先生のTさん) によると、その方は私のアルバムも聴いて下さっているとの事です。どうもありがとうございます。天才系のジェイムス・ブレイクさんと、凡才系?の私のを並列して聴いて頂いているという事だけで、その方の音楽趣向の豊かさが伺えます。

 

 

 

ジェイムス・ブレイクさんは、数年前にファースト・アルバムを購入しています。

リリース当時 (‘11年)、先鋭的なダブステップのアーティストとして、雑誌などで紹介されていました。ダブステップとはどんな音楽かというと長くなるので端折ります。メロディが流れる音楽ではなく、ビート主体の、隙間の多い音響系の音楽です。

 

 

そのファースト・アルバム「ジェイムス・ブレイク」は、実はあまり聴かずにオクラ入りしてしまいました。理由ははっきりと憶えています。声が前に出すぎてるなあと、エモーショナル過ぎるなあと、鬱陶しく感じたからです。音響を聴きたくて購入したのに、意外と?歌っていて、それがどうもしっくりと来なかったからです。

 

 

ところがたまたま、こうしてT先生から、自分のアルバムを聴いてる方がジェイムス・ブレイク聴いている、と聞いてアルバムを引っ張り出して聴き返したのですが、当時聴いた印象と全然違って聴こえて、ちょっと驚きでした。

 

 

この人は、音響アーティストではなくて、シンガーなんだと。

ファースト・アルバムを聴き返した後、YouTubeでその後の音源も聴いたら、はっきりと歌モノになってきています。Amazonのレビューで「昔のフォーク系の人がアコギの引き語りでやっていたことを電子音でやっているように思えました。…」と書いている人がいて、なるほどなあと思いました。

つまりは、シンガー・ソングライターなんですね。

 

 

 

アクトレスも、エイフェックス・ツインも、そしてジェイムス・ブレイクも、じっくりと耳を傾けると、これは深夜に一人で聴く音楽です。フロアで踊る為だけの音楽ではありません。「個人」の孤独な感性が滲み出ています。

 

 

いやあ、他者に触れると自分の世界が広がりますね〜。若い頃、他人は鬱陶しいだけで、他人の意見に耳を傾ける事など考えもしませんでしたよ (笑)。