【2024年3月27日】カイトのデビュー・アルバムを聴いています

数日前にまとめて買ったCDから、イギリスのバンド、カイトのデビュー・アルバム「KYTE」(‘07年) を聴いています。一聴してレディオヘッドっぽいなあと感じました。シューゲイザー、レディオヘッド、エレクトロニカ、を通過したロック、という趣きが感じられるポスト・ロックの音です。もちろん、それらを咀嚼した彼らの個性も存分に聴けます。

 

 

クレジットを見ると、リリースは’07年。この時期のロック・バンドは、このカイトに限らずレディオヘッドに影響をモロに受けたっぽい音を鳴らしたバンドが結構います。

このバンドの個性として、冷めた音に反して?曲想自体は結構情緒的である点が挙げられます。この辺は、レディオヘッドと同じく、前世紀末〜今世紀に活動中のバンド、シガーロスっぽくもあります。

 

 

後から幾つかのウェブサイトを観ると、メンバー全員がレディオヘッドとシガーロスに影響を受けているということが分かり、やっぱりそうなのかと納得しました。音楽は、こうやって伝承されて行くんだなあと思いました。

 

 

…と、つらつら考えていて、これは数日前に上げたムームにも共通する音だなあと。同じ日に購入したので、ブッ◯◯フにこの2枚を売った方は、もしかして同じ人物なのかなあ、などと想像してしまいました。

ムーム同様、かなり地味な音なので、日本では盛り上がらなかったみたいですが、私の耳にはフィットしました。ムーム同様、しばらくはヘビロテ化しそうです。