【2019年7月30日】ボーカル (とトラックの一部) 録り直しました 〜 「たった一つの言葉を探して」「ふきのとう見つけた」「舞踏会」

日曜日、フジロックのYouTube配信の合間に、過去曲のボーカルを録り直しました。録り直したのは 「たった一つの言葉を探して」「ふきのとう見つけた」「舞踏会」の3曲。録った音源を、今ミックスダウンしているところです。

 

 

 

「たった一つの〜」は、ボーカルどころか、トラックも全面的にやり直しました。キーも上げて歌いました。どうも消化不良の感がしたからです。言葉も聴き取りやすくなりました。(伝えたい歌詞なので、丁寧に歌いました)

リメイクして、以前のヴァージョンよりは描いていたイメージに近づいたような気がします。

 

 

「ふきのとう〜」は、トラックは気に入っているのでそのまま。ボーカルだけを差し替えました。はっきり言って、あまり変化はありません。変わったのは、歯が欠けていて発声がおかしかった箇所が直っている事と、サビのコーラスにエコーをかけずにより生々しく聴こえるようにした、その位です。

 

 

 

録り直して一番良くなった (と自分で思う) のは「舞踏会」です。

上手く歌えたので歌詞が聴き取りやすくなり、歌の世界が伝わりやすくなりました。この曲は、メロディもコード進行もリズムもシンプルなので、声の力が結構重要になります。今回は上手く歌えたのではないかと。練習はしてなくて、他の二曲を歌ってから、この曲も歌えそうだなと、軽いノリで歌ったのですが。

トラックも、若干ミックスをいじっているところです。

 

 

この曲は、サビメロのヨナ抜き音階 (雅楽の音階) やリフの音響など、雅楽を意識しています。雅楽+R&Bです。歌詞が芥川龍之介「舞踏会」をモチーフとしているからか、自然にこういう、古い日本的な感じになりました。

自分では結構気に入っている曲なんですが、歌詞にストーリー性があって分かりにくく長いのと、サウンドが単調で、つまりポップでないので、人にはあまりオススメ出来ません。

今回歌い直して、やっと少し聴きやすくなったのではないかと。トラックを含めてもう一捻りしたいと思います。

 

 

 

 

「人生は打ち上げ花火のよう」的テーマの「舞踏会」。

芥川龍之介の小説「舞踏会」、また読みたくなりました。