【2018年9月14日】NEW iPhone発表と、孤独化する中高年男性の記事から

 

 

アップルから新型iPhoneが発表されました。実は私は、iPhoneが新しくなる度にいつも思う事があります。今回も思いましたので、纏めて書いてみます。

 

 

ご存知の方も多いと思われる、今となっては伝説となっている余りにも有名な、故・スティーブ・ジョブズさんの初代iPhoneのプレゼン (2007年)ですが、そこで言われた言葉が「我々が望んでいるのは、どんなケータイより賢く、超カンタンに使える、これがiPhone。」です。

 

 

元々スティーブ・ジョブズさんは、禅の思想に影響を受けた「シンプル・イズ・ベスト」の人だったたそうです (いくつかのサイトと文献より)。だから、ジョブズさん存命時のアップル社の製品は、コンセプトもシンプル、デザインもシンプル、操作性もシンプル、だったのでしょう。

 

 

最新の機器に疎い私でさえ、iPhoneは買ってすぐに操作出来ました。その前に使っていたガラケーは、いろいろ覚えるのに四苦八苦でしたが。私は別にジョブズ信者ではありませんが、この時はほんとに恐れ入りました。

 

 

 

さてそのiPhone、最新ヴァージョンが出る度に、スペックがどんどんと凄くなってきていますが、こういう方向へのヴァージョン・アップは、果たして「進化」と言えるのかという事です。

今のiPhoneは、かつてのクルマのような、単なる所得上位者の象徴グッズと化している気がします。

 

 

先ず、本体価格が高い。今回のiPhoneⅩは、10万円を超えています。日本の場合、顧客の囲い込みなどで実質0円的に言われていますが、その代わり?に、通信費が外国に比べて高いらしいです。(先日、知人と話しをしていて知りました)

と、ここまで書いて気になったので調べてみたら、知人の仰る通りやっぱり世界でもトップクラスの価格でした。

 

 

 

そしてこの記事。

 

 

 

 

本日の日経新聞の記事。

 

 

今日、病院でこの記事を読んでいて思ったのですが、ますます少子化及び孤立化が進む現代社会において、そして自然災害が更に増えると予想出来る未来社会において、スマホ (インターネット) は、そんな人たちを救う切札的存在になり得るのではないかと。

こないだの北海道の地震の際も、もう少しスマホのバッテリーが長持ちしていたら。。と思われた方も、当事者ならずとも、少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。

 

 

今後最重要になってくる、インフラとしてのスマホの機能・価格を充実させる事こそ、本当の進化と言えるのでは?操作も、もっともっと簡単に。バッテリーは今の10倍長持ちするように。そこが重要だと思います。

どなたか通信費の値下げ及びスマホの値下げ、を真剣に考えている政治家・実業家はいないものでしょうか?