【2019年9月17日】ダニエル・ジョンストンの美しい世界に触れる

先日のニュースで、ふとダニエル・ジョンストンさんを聴きたくなり、CDを探したら、偶然にすぐに見つかりました。私が購入していたのは「1990」(‘90年) と「ロスト・アンド・ファウンド」(‘06年)。見つかったのは「ロスト〜」の方。

 

 

そんなに熱心には聴いてなかったアルバムだったのですが、今聴いていて、実に馴染みます。音楽性は、ビーチ・ボーイズ直系の、明るく且つナーヴァスなポップス、ロックンロール、です。購入当時は多分、アルバム全体に漂う古き良き時代のアメリカ臭が馴染まなかったのではないかと。

 

 

 

ダニエル・ジョンストンさんと言えば、作品そのものよりも、双極性障害と統合失調症を患いながらも断続的に音楽活動やグラフィックを行なっていたという人生の方が有名で、ドキュメンタリー映画化もされています。(「悪魔とダニエル・ジョンストン」)

さぞかし生きるのが困難な人生だったのではないかと、推して知るべしです。

よく言われますが、人生は終わっても、歌は聴く人の中で生き続けます。どうか末長く聴き継がれますように。

 

 

 

 

YouTubeに、ダニエルさんの「Story Of An Artist」という歌を「歌う人」というタイトルで、「ふちがみとふなと」というデュオがカバーしているヴァージョンが上がっていました。

メロディのみならず、訳詞も素晴らしいです。まるで私に向かって歌われているような気がして、身につまされました。「まとめサイト」に上がっていたので転載いたします。