【2019年12月16日】「ぼくらのクリスマス・ソング」作っています 〜 宗教とコミュニケーションについて

随分前ーー歌を作り始めて2年程経った頃、に途中まで作って放っておいた曲、タイトル「ぼくらのクリスマス・ソング」を、クリスマスまでに作りたいと思い、手掛けはじめました。

 

 

途中まで作ったといっても当時はPCソフトを使ってなくて、簡単なデモ音源しかなく、最初から打ちこみ始めました。歌詞も少し変えています。何故途中で放っておいたかと言えば、当時の自分には完成させるスキルが足りなかったからです。

 

 

 

クリスマスとかお正月とかにいつも思うのは、日本人は宗教ごとの行事を上手く利用?して楽しんでるなあということです。ここ数年だと、ハロウィンもそう。

 

 

宗教の言うところの「信ずる者は救われる」とはつまり、コミュニケーションを考えなくていい、ということです。

日々暮らしている中で何が一番大変かと言えば、隣人とのコミュニケーション (人間関係) です。世の中の揉めごとや犯罪も、99%、人と人との関係から生じています。

 

 

そして、そんな揉めごとが起こらない状態というのは、大体が、揉めている当人同士の上位自我的何か、が設定されている時です。

絶対的なグル (指導者) がいて、皆んながリスペクトしている状態は、はたから見ると不気味ですが、当人たちはしあわせなのでしょう。けれども現代社会に生きる私たちは、それはウソのしあわせだ、と分かっています。

ちょっと違いますが、絶対的に怖い先生が担任の教室では、生徒間の陰湿なイジメは生まれない気がします。

 

 

 

クリスマスもハロウィンも、現代の日本ではコミュニケーションのツールとしてのみ機能しています。それはそれでいいのですが、祭りは、終わった後こそが肝心なのではないかと思います。

コミュニケーションを考えなくていい状態は、ハロウィンの夜、クリスマスの夜、その時限りです。

そんな思いを歌にしてみました。歌詞はもう少しで完成します。

 

 

 

 

ただ単純に、ステキなクリスマスの時を過ごそう ーー ポール・マッカートニー「ワンダフル・クリスマス・タイム」(訳:ツボカワ)