リサイクル・ショップに最後に行ったのは、多分1月か2月。ほんとうに久しぶりです。コロナ禍の期間行ってなかったという事は、リサイクルCDは自分の生活の必需品ではないから、なのでしょう。
それでも、ここでは数多くの愛聴盤に出逢っています。たとえ必需品ではなくても、私にはなくてはならない場所です。順必需品という感じでしょうか。
それで久しぶりに行ったら、棚内が結構変わっていて、数時間滞在してしまいました。欲しいCDが5枚ほどあって、その中から3枚選んで購入しました。
そのうちの1枚が、これ。ロバート・グラスパー・エクスペリメント「ブラック・レイディオ」(‘12年)。
ちなみに、このCDの下のは、あと2枚。いずれも有名なUKのロック・バンドのアルバムです。このチラ見で分かる人いたら凄いです (笑)。
‘12年前後と言えばたしか、日本ではボカロ (初音ミク) が全盛期、洋楽では先鋭的だったヒップホップが安定・成熟期に入っており、もしかしたら、自分はもう同時代の音楽に心がトキメク事はないのかな、と感じていた頃です。そんな事もあり自曲を作り始めた頃でもあります。
ところが、ジャズの世界では、こんなとんでもない音楽が奏でられていたんですね。。
本日3枚購入しましたが、こればかりリピートしています。音の感触はたしかにジャズなのですが、ビートがヒップホップなので、いわゆるジャズに聴こえません。ここで鳴らされているのは、(おそらく当時としては) ポップスとしての最先端の音楽です。
そういえば、デヴィッド・ボウイさんの遺作、★ (ブラックスター) で、ロックのビートにジャズが入っていて、それが凄くよかったと記憶しています。記憶していますというのは、亡くなってから聴いてないからなんですが。。
★は’16年のリリースなので、ボウイさんは、絶対にこのアルバムに影響を受けたと感じました。そろそろ聴いてみようかなかと思いました。部屋のどこかにある筈です (笑)。
音については、もっとじっくり聴いてから、ちゃんと書いてみます。