前々回で書いた通り、「続いていく世界」のボーカルを録り直しました。ダークな曲調が、更にダークになった気がします。
ファルセットで呟くようなウィスパー・ヴォイスで歌ってみたのですが、思ったよりも難しく、この録ったテイクを車中で鳴らしながら、もう少し練習してみようと思いました。
このスタイルだと、小声なので、隣人や階下の住人にも聴こえないので、いつでもレコーディング出来るのではないかと。
ところでこの曲、自分ではファンキーにダークに作っていたつもりでしたが、サウンドクラウドで聴いたというある方から「ジャズ風でオシャレな曲ですね」との評価を頂きました。どうもありがとうございました。
たしかに、この曲のリズムはスウィングしているし、流れるようなピアノソロも入っています。メロディやコード進行も、暗いというよりも、憂いのある雰囲気です。
このスウィングするビートはジャズから着想を得た訳ではなく、作り始めのファンクからノリが変わっていって、自然にこのように行き着きました。
スウィング+ウィスパー・ヴォイスはかなり相性が良く、このパターンで、今度はもう少し明るい曲も作ってみたいです。
スウィングするロックだと、’90前後のスティングさんの「ブリング・オン・ザ・ナイト」が最高です。
同名のライブ・アルバムの一曲目にも収録されていますし、今だと各国のこの頃のツアー映像がYouTubeに上がっています。
この画像は日本のライブから。
腕利きの黒人ジャズ・ミュージシャンの演奏は、熱くて且つクールです。