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【2018年12月26日】「続いていく世界」トラック完成しました

数日前に歌メロと歌詞が出来た「続いていく世界」、トラックも一先ず完成しました。当初のコテコテのファンク・ビートから、ちょっとスウィングするビートになりました。コードもテンションを多用していて、ちょっとジャズ・ファンクっぽい雰囲気になりました。

入れたかったギターソロは、上手く弾けなかった為ボツにして、代わりにピアノソロを入れてみました。

 

 

自曲には珍しくかなりテクニカルな曲になったのですが、これもひとえにソフトのお陰です。

昔はギターソロなど、すごく上手いプレイをCDやレコードで聴いて感心していましたが、今のデジタル・レコーディングのご時世では、速弾きが鳴っていても、昔ほどリスペクトする人はいないのではないかと思います。皆んな、レコーディングの音はいくらでも加工できる事を知っているからです。ライヴで披露して、やっと認められるという感じでしょうか。

 

 

「何でも出来る」からこそ、何を選択するかが重要になってきます。「何でも出来る」は翻って「何も出来ない」です。何でも出来る事に溺れてしまうと、ブレて迷ったあげく、結局何にも出来なくなってしまいます。

曲は、積み重ねて完成、ではなく、どんどん削っていって、削るところがなくなったら完成、といったイメージです。

 

 

 

 

削って削って芯のみなので、数十年ブレずに成り立っている、ローリング・ストーンズのグルーヴ。

 

【2018年12月25日】クリスマスといえば鈴の音 〜 遠くまで響く金属音に想いを馳せる日

この時期、仕事に行っても遊びに行っても、どこに行ってもBGMはクリスマス・ソングです。

そのクリスマス・ソング、有線などでいろんな曲が続けてかかっていますが、その一曲一曲を知らなくても、それらの曲たちは、ある種の共通した雰囲気を醸し出しています。

 

 

クリスマスっぽいタイトルと言葉は別として、音で言うとメロディもリズムも異なるこれらの曲たちに共通するのは、ただ一点。「ベルが鳴っている」です。曲中でベルの音が鳴っているからこそ、クリスマス・ソングはクリスマス・ソングたり得るのです。

 

 

私はこのベルの金属音が大好きで、自曲でも殆どの曲にタンバリンやベルの音を入れています。何故好きかと言われても、それこそギターやピアノの音と同じで、生理的に好きだからとしか言えませんが。

 

 

 

ここからは単なる想像です。

 

 

その昔、交通機関が、西洋だと馬車とか、日本だと飛脚とかの時代、「音」が、遠くに何かを伝達する重要なメディアであったのではないかと思います。と、ここまでは何かで知った事ですが、そこで使われていたのは、おそらく鈴とかの金属音だったのではなかったかと思います。

 

 

何故なら、金属音はちょっと鳴らすだけで遠くまで響きます。地味な音の木管楽器とは響きが全然違います。金属を勢いよくカーンと鳴らせば、200〜300m位は軽々と届きそうです。

戦国時代ならば、山の上から味方の陣地に敵の襲来を伝えるのに、1回鳴らせば「敵が攻めてきた」、続けて2回鳴らせば「敵は200人」とか。

 

 

クリスマスのベルの音も、サンタクロースが遥か遠くからやって来る、そんなイメージが込められているのではないか、そう思います。ベルの音が先に聴こえてきて、その後から実体?がやってくる、そんなイメージです。

 

 

 

以上、勝手な想像です。本当のところは知りません。いつものように検索しようと思いましたが、今回は想像のままにしておきます。では、メリー・クリスマス!

 

 

 

 

去年はマイ・フェイヴァリット・クリスマス・ソングとして、ポール・マッカートニーさんの「ワンダフル・クリスマス・タイム」について書きました。今年はジョン・レノンさん「ハッピー・クリスマス(ウォー・イズ・オーヴァー)」の、オフィシャルPV画像から。前編、戦争画像です。重すぎて閲覧注意です。

ちなみに両曲共に、ベルが鳴りまくっています。