「ギター」以来の、久しぶりの詞先の歌です。子どもの頃の思いを歌にしました。まだサビしか出来ていませんが、こんな感じ。
遊びたいよ 遊びたいなあ
おとことおんなに分かれる その前のように
戻りたいよ 戻りたいなあ
おとことかおんなとか 言われる前のように
この歌詞は単純に、幼年時代に女の子と遊んだ思い出を歌ったのですが (私は女の子の方が相性が良く、幼稚園の頃はいつも近所の女の子のKさんやTさんと遊んでいました)、成長するにつれて、女の子とは遊ばなくなっていきました。正確には、遊べなくなっていきました。
本能なのか暗黙の了承なのか地域柄なのかは分かりませんが、男の子は男の子同士、女の子は女の子同士で遊ぶものだと。私の子ども (小学生) の頃はそうでした。
私が幼稚園の頃あれ程好きだったピアノを、小学生になったらパッタリと弾かなくなったのも、おそらくそんなところに原因があると思われます。当時の田舎の男の子は、ピアノを弾くなどあり得ない事でした。(仲間はずれにされます)
歌を歌い始めてから (CDをリリースしてからかな?)、元々少なかった男の友人は更に減り、代わりに女性の知人・友人が増えました。人間関係だけみると、何となく子どもの頃に戻りつつあります。ピアノを弾いても恥ずかしい思いはせず、歌を歌ったら喜ばれますし。これは、いい事だと思いたいものです。
私が今書いているような、セクシャリティ分化以前の、恋愛感情以前の甘酸っぱい感情と、対比させるように「大人になった僕たち」を歌った歌に、くるりの「男の子と女の子」(‘02年) という曲があります。この稿を書いていたら、ふと思い出しました。
この歌が心に染みるという方は、私の仲間です (笑)。どんな歌なのか気になった方は、YouTubeで上がっているので聴いてみて下さい。画像はPVより。