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【2020年1月25日】新曲「追い詰められた男」(仮題) 生まれました 〜 夢をみることと曲を書くこと

変拍子のエレクトロっぽいトラックが出来たと、このブログ記事に記したのは、おそらく1〜2ヶ月前です。

その曲ですが、発展しないのでそのまま寝かせといたのですが、先日ペイル・セインツなどの轟音ギター曲を聴いていて、ふと、この曲にシューゲイザーっぽい轟音ギターを入れたらいい感じになるんじゃないか!と閃いたので、早速演ってみました。

 

 

それで、ある程度形になったのが、この曲「追い詰められた男」です。我ながら凄いタイトルですね。。

歌詞はまだ書いていませんが、大体はイメージしています。

 

 

 

今でこそ私は、3秒で眠って3秒で目醒めるという、実に健康的な睡眠ライフを送っていますが、若い頃は中々寝付けないのに加えて、夢もよくみました。少ない睡眠時間にもかかわらず、眠りも浅かったのでしょう。

夢の内容はあまり憶えていませんが、それでも同じパターンの夢は今でも憶えています。

 

 

それは、誰かに追い回され、追い詰められる夢です。いかにも日頃のストレスがストレートに夢に現れているという感じですね (笑)。。

 

 

よく夢をみるので、夢判断的な本も読んだことがあります。自分のみる夢に、意味はあるのかなあと、ちょっと気になったからです。

 

 

 

それで、追い回される・追い詰められる夢ですが、基本、日常の不安感が原因らしいのですが、意外に、吉兆でもあるらしいです。

当時読んだ本は既に手元にないので、WEBサイトを閲覧したところ、やっぱりそんな風なことが書いてあるサイトがありました。

 

 

追い詰められる夢は、生活の中にはっきりとした目的が出てくる兆しです。また、決断の時期であることを示すものでもあります。吉夢の場合、求めていたテーマがはっきりしたり、進むべき進路が定まってくるでしょう。

 

ーーWEBサイト「開運夢診断」より

 

 

 

私は占いの類は基本信じないのですが、シロウト考えでも、いかにも日常のストレスが夢に反映しているかのような、誰かに追い詰められる夢も、こういう風に解釈すれば前向きに捉えることが出来るんだ、そう感じて、気が楽になったと記憶しています。

 

 

この「追い詰められた男」は、そんなことを思い出しながら書いています。

4/5拍子と変拍子だし、ギターもこれまでになく轟音だし、完成が実に楽しみです。

 

 

 

 

 

火事の夢が大吉兆というのは割と有名です。いろんなサイトや動画でも、全てがプラスの夢として捉えていました。

悪い夢をみるというのは、現実の悪いことを、無意識のうちに心が対象化して、自分の身から突き放して考えているのかもしれません。

 

 

夢をみることは、曲を書くことに似てるなあという気がします。

 

 

 

私の楽曲はこちらから↓

 

 

 

【2020年1月25日】ペイル・セインツ「ザ・コンフォーツ・オブ・マッドネス」30thアニヴァーサリー・エディションがリリースされていました

今では知る人ぞ知る、’90年代のシューゲイザー・バンド、ペイル・セインツのデビュー・アルバム「ザ・コンフォーツ・オブ・マッドネス」の30周年記念盤がリリースされていました。

ネットで音楽のサイトをサーフィンしていて偶然知りました。

 

 

 

当時のシューゲイザー・バンドで私がよく聴いていたのは、ライド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、そしてこのペイル・セインツです。

ライドはストレートでポップ、マイ・ブラは幾何学的・音響的、そしてこのペイル・セインツは、屈折したメロディが、それぞれのサウンドの魅力だったように思います。

 

 

このバンド、4ADという耽美的なアーティストを有するレーベルからアルバムがリリースされていて、そのように (耽美的な音として) 紹介されていました。

このレーベルには、コクトー・トゥインズという好きなバンドが居て、雑誌を読んで、コクトー・トゥインズのような音がシューゲイザーになったのかな?と、興味を持ったのを憶えています。当時のロッキング・オンのデスク・レビューでもトップで取り上げられていました (多分)。

 

 

今、手もとに音源がないので、YouTubeで聴いているのですが、おそらく25年以上ぶり?に聴いた印象は、凄く繊細な音楽に聴こえた当時の印象の全くそのままでした。ただ、ギター音はそれほど大きな音ではなく、結構スカスカなサウンドに聴こえました。が、それが逆によかったり。

 

 

私がシューゲイザーを聴いていた時間は、夜、寝る前です。頭が冴えて眠れない夜など、ベッドに横になって、イアフォンで爆音で、マイ・ブラやこのペイル・セインツの音を聴いていると、しばらくすると頭が真っ白になってきて、そのうち眠りに落ちていきました。睡眠導入剤のように聴いていた訳です。

このシューゲイザーを含むドリームポップというジャンルも、このぐらいから生まれたと記憶していますが、私には、夢心地のサウンド、というより、夢の世界に落ちていく為のサウンド、でした。

 

 

 

あれから時は30年経ち、今ではのび太くんの「1、2、3、… グ〜」のように、布団に入ったら即眠ってしまう自分がいます。シューゲイザーは、いつの間にか聴かない (=必要ない) ジャンルの音になってしまいました。

 

 

でも今数曲聴いてあらためて「サイト・オブ・ユー」はいい曲だな〜と。まるでニュー・オーダーがシューゲイザーになったような、そんな曲です。

ブリティッシュ・ロックの好きな方は、この曲だけでもYouTubeで聴いて頂きたいなあと。

 

 

 

 

 

抽象画のようですが、実は猫です。ジャケットも傑作です。

 

 

 

私の音源はこちらから。