先日頂いたギター音源を、本日早速ミックスしました。

出来上がっていた音源はかなりエレクトロニカに寄っていました。そのトラックにギターをそのまま乗せても浮くだけです。なので、これ (エレクトロニカ風のトラック) はこれとして置いといて、あらためて、結構前まで引き返して当初のイメージに沿ったチルアウトな音響をイメージしてミックスしました。良い方を採用しようかなと。

そのギター音源、今回は今までになく音質や鳴らし方を大きく変えています。今回は、アンビエント・ノイズの一環としてギターを鳴らしました。イメージした音響は、イギリスのニュー・ウェイヴ・バンド、ドゥルッティ・コラムです。ドゥルッティ・コラムはギター主体の音楽なので、ギター音自体はこの「季節」よりも全然大きいのですが。

そんなこんなで出来上がったトラックを聴き比べると、ギター音源が入ってよりチルアウトしたバージョンの方が、エレクトロニカっぽいバージョンよりも全然よく聴こえたので、こちらを採用しました。もしかして、しばらく置いといて手を加えるかもしれませんが。

ドゥルッティ・コラムの1st. アルバム「ザ・リターン・オブ・ザ・ドゥルッティ・コラム」(‘79年)。静謐な音響は時の流れにも色褪せていません。地味ながら名盤です。