【2024年4月11日】実家でブライアン・イーノを聴く

このところ、小さい音で聴いても楽しめるような、耳にやさしい音楽ばかり聴いています。久しぶりに実家に帰った際に聴いていたのは、ボリュームを絞って聴いても楽しめる音楽の最たるジャンル「アンビエント・ミュージック」の元祖、ブライアン・イーノさんの初期のアンビエント・シリーズです。

 

 

このアンビエント・ミュージックについて、当時のレコードに、ブライアン・イーノ本人によるライナー・ノーツが書かれていました。私がツラツラと説明するより全然面白い文章なので上げておきます。今となっては貴重な文献ではないかなと。気になる方は、拡大して読んでみて下さい。

 

 

 

 

 

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→ (右) 特によく聴いたのは、アンビエント・シリーズの第1弾「ミュージック・フォー・エアポート」(‘79年) です。小さい音で聴かれがちですが、実は大音量で鳴らしても聴きごたえが十分のアルバムで、若い頃の私はこのアルバムをそれなりに大きな音で聴いていました。エコー処理が素晴らしいです。

 

 

← (左) あと、ブライアン・イーノ作品ではありませんが、よく聴いていたのが、ジョン・ハッセル「マラヤの夢語り」(‘81年)。

この作品は、前衛トランペッター、ジョン・ハッセル×ブライアン・イーノによる1980年の「第四世界の鼓動」に続いて、ジョン・ハッセルが引き続き、同じく「第四世界」のコンセプトで作ったアルバムです。

‘00年前後のエレクトロニカが好きな方に是非オススメします。’80年前後に、既にエレクトロニカのグリッチのような音響が鳴らされています。