【2018年10月3日】新曲「銀河鉄道の夜」(仮題)、メロディとリズム・トラック出来ました 〜 今回は反省したことについて

2日前に出来た新曲、仮タイトル「銀河鉄道の夜」は、単にPC内で分類する為に付けただけで、歌詞は一言もありません。

それまではタイトルが決まるまでは、5とか6とかの作った順番の数字が仮タイトルだったのですが、やりかけのを合わせると数十曲に増えてきたので、パッと見でこの曲だ!と分かるようにです。

 

 

私の場合最近は、タイトルが決まったらほぼ歌詞は書けたも同然という感じです。この曲は、おそらくこの仮タイトルに近いイメージになるような気がします。(相変わらず自分のことながら、よく分かりません)

 

 

 

ところで、9月30日に紹介した宅録本「HOME MADE MUSIC」の、本の帯のコピー「今日のパンを焼くように、明日のオンガクを作ろう」は、実にこの本の出版から数十年の時を経て、今そうなりつつあるのではと感じます。

ちなみにその前日に上げた、奥田民生さんのアルバムのyahoo!ニュースの記事のタイトルは「音楽を作るのは面倒で、だからこそ楽しい!』というメッセージアルバムだ」です。

両方とも宅録の本質を上手く表した、絶妙なキャッチ・コピーだと感じますが、全く正反対のことを言っているようにも受け取れます。

 

 

このふたつのコピーを見比べると、微妙な光の調整や、明るさによって選ぶフィルムを変えたり、撮るのに苦労も多いアナログカメラと、調節は全て自動で、取り敢えず撮ればきれいに写る、スマホのデジカメ、との差のようなものを感じます。

 

 

私がソフト制作をする前は、まさに「面倒で、だからこそ楽しい!」状態だったのですが、今は「パンを焼くようにオンガクを作る」状態です。

つまり、私がPCを買った途端に曲が急に量産出来るようになったのも、別に私のスキルが急に上がったからではなく、音楽ソフトが優れていたからに他なりません。ちょっと勘違いしそうになっていました。戒めて深く反省したいと思います。

 

 

簡単に出来るからといっても、それがイコール良い曲という訳ではありません。音質の良さに騙されずに、もう少し考えながら、試行錯誤しながら、丁寧に作るように心掛けたいです。

 

 

 

 

この曲は、表紙のこういうイメージ。

この童話「銀河鉄道の夜」は、読むにつれ、音・映像が想像力によって脳内に無限に広がります。実際に映画化されたり、インスパイアされた表現 (銀河鉄道999など) や楽曲も多く、私はそれらの表現は、無条件に肯定してしまいます。

この本は、ますむらひろしさんによってマンガ化したものです。